目次
【-第2弾-】④2020年の合格体験記・アドバイスまとめ
【受験先・併願先】
- 国家公務員総合職
- 国家公務員一般職
- 国税専門官
- 県庁
勉強スケジュール
- 2019年4月に退職して、そこから丸一年以上対策してました。
- 年内に主要教科をほぼほぼ仕上げ、12月から徐々に学系科目を勉強していました。
- 小論文は今年の3月頃から。
- 面接対策は今年の7月から行っていました。
教養対策のアドバイス
- まず、教養科目は数的処理と文章理解と教養社会(政治、経済、時事など)が最優先です。
- 数的は毎日最低10問は解くようにしてました。特に図形は、まずは知識や解き方暗記で解ける問題をマスターして、徐々に難しい問題に慣れていくといいと思います。
- 文章理解も配点が多く、重要です。毎日数問ずつ解いて、感覚を維持することを心がけました。
専門対策のアドバイス
- 専門科目は、とにかくかけた時間とこなした問題量に結果が比例すると思います。
- 法律系はノートにまとめたりするより、教科書に書き込んだりして集約していくやり方がいいと思います。
- 経済系は、問題集を繰り返しこなして、わからない問題は、なぜその解法なのかを理解することを大事にした方がいいと思います。
- 学系科目もとにかく繰り返し勉強していくことです。暗記も多いので、寝る前に繰り返し見直したり、赤シート使ったり、音読してアウトプットをしたりしながら、記憶に定着させるといいと思います。
記述・論文対策のアドバイス
- 記述は、最低一度は他人に見てもらうようにしてください!
- また、いきなり答案練習するのではなく、友達と記述で問われそうな内容を教えあったりすると自分の理解の度合いも分かるし、説明の仕方の訓練にもなるのでオススメです。
- 小論文も必ず他人に見てもらうようにしてください。
- また、できれば新聞を読んで、分野ごとに内容や考えをまとめて、日頃から見返すといいと思います。例えば、災害、人口減少、働き方、などなど。
面接対策のアドバイス
- まずは面接カードをしっかり作り込むことが大事です。
- 僕はトータル10回ほど添削してもらいました。面接カードが自信のあるものになれば、自ずと面接本番で自分が話す言葉にも自信がでてきます。
- 模擬面接は10回も20回もする必要はないと思います。入退室や自分なりの表情のキープの仕方、言葉遣いなど、最低限のことができるようになればOKだと思います。とにかく面接カードを作り込むことが大事です。
- また、予想外の質問が来た時も慌てず、『少々お時間頂いても宜しいですか?』と聞いてみて、受け答えするための時間を稼ぐことも全然OKです。慌てず、いつも通りを心がけましょう。
筆記試験当日の流れ・感想
- 筆記試験本番は午前に教養、午後に専門科目のことが多いので、直前期はそのスケジュール通りに勉強することも大事です。
- 昼食は、午後に眠くなるのを防ぐためにも食べ過ぎ無いことが大事です。
- また、とにかく解ける問題から解いていくことも重要です。
面接試験当日の流れ・感想
- 面接当日はそれまでに練習していたとしてもとても緊張するので、いつも通りを心がけることが大事です。
- また、面接官がどんな人でも、平常心で受け答えすることも心掛けるといいと思います。
面接官の雰囲気や面接の形式
- 国家系はほぼ15分でした。
- 雰囲気も普通です。
- 面接官も時折笑顔を見せてくれて、和やかな面接でした。官庁訪問時の面接官が、国家一般の人事院面接の面接官として出てきたため、併願先などについての発言の整合性には注意してください。
面接で聞かれたこと・感想
- 基本的には志望動機、前職の学び、仕事内容などについて聞かれることが多かったです。
- 退職理由については、思ったほど深掘りされませんでした。
最終結果
- 国家総合職→一次合格、二次辞退
- 国家一般職→最終合格、地方出先機関から内々定を貰うも辞退(席次10番台)
- 国税専門官→最終合格、内々定獲得、最終行先。(席次30番以内)
- 県庁→最終面接不合格
採用面接・意向面談(電話)の流れ
- 国税専門官→採用面接に行き、その場で内々定を言い渡されました。採用面接では、国税でなにがやりたいか、転勤OKか、仕事きついけどOKか、今内定だしたら、他は断るか、など意向確認のようなものでした。
- 国家一般→最終合格後、呼び出され、その場で内々定言われ、その後辞退。
来年受ける後輩へアドバイス
とにかく最後まで粘り強くやることです。僕は途中挫けそうなこともありましたが、その都度友達や、同じ専門学校の受講生や講師に相談しながら、乗り越えることができました。自分1人で抱え込まず、人を頼ることも大事です。
また、国家系は筆記試験のウェイトが非常に大きいです。筆記試験の対策をしっかりやっていきましょう。筆記でアドバンテージを稼げれば、面接に余裕を持って臨めます。僕は筆記試験の結果が良く、人事院面接で足切り回避すれば、受かるレベルまで点数を取ることができました。ギリギリで一次通過した人とは、精神的な状態もかなり違ったと思います。自治体を狙っている人も、併願先として国家系を受けるといいと思います。
兎に角、最後まで諦めずにやりきりましょう!応援しています。