- 国税第一、国家一般職、県庁
- 国家一般職の面接・論文が高評価の方
目次
【-第2弾-1人目】⑩2020年の合格体験記・アドバイスまとめ
- 国税専門官(第一志望)
- 県庁
- 国家一般職
全体の勉強スケジュール
- ~11月:予備校の授業通り+復習
- 12月~:本腰を入れ始めて、8.9時間勉強。教養の暗記科目にも力を入れ始め…
- 2~3月:過去問演習+模試+復習
- 4~6月:ランダムに予備校の過去問をとく。+教科書を読み込んで徹底的に入れ込み
筆記試験の対策方法・アドバイス
- 数的が特に苦手でした。最後まであきらめないで毎日1時間は時間を割いていましたが、本番、よくても半分しかとれませんでした。第一志望国税に至っては3分の一でした…
しかし、日本史世界史生物時事などにも助けられて、教養試験は6割取ることができました。数的が苦手な人は、暗記系をいかにとれるかが重要だと思います。 - 正直はじめ、数的はほぼ捨てる気でいましたが、分野ごとに細かく捨てるのをおすすめします。
- 教養があまりとれないと思ったので、専門に特に力を入れて勉強してました。
- 苦手とする人が多いミクマク民法に力を入れました。はじめは、何やってるかよくわからないけど、何回もやってるうちにパターンが見えてきたりします。過去問、6.7周はしました。
- コツコツやれば絶対伸びるので最後まであきらめないでください!
記述や論文の対策方法・アドバイス
専門記述は1月後半からやり始めました。書く時間が無駄なので、ひたすら読み込みました。専門記述がある人は、単に問題といたりするだけでなく、理屈を理解しながらやっていくと一石二鳥です。
論文は15テーマほど用意して、足切り食らわない程度にやっていました。〜きたら〜!と使えるように…
面接・官庁訪問の対策方法・アドバイス
民間も併願していましたが、それに比べると公務員はやりやすかったと思います。逆に練習しすぎるとロボットみたいに、暗記したことを述べるだけになるので、ほどほどがいいなと思いました。
あくまで会話を意識するのが大事です。
面接試験日の感想・雰囲気
第一志望ではない、県庁がしょっぱなでしたが、県庁が1番緊張した記憶があります。ですので、併願は多くするのがおすすめです。コロナで辞退しましたが、国家総合職を受けれれば練習になるかと思います。
国税は、入った瞬間ぴりっ!とした気がしましたが、会話をすると、雰囲気がよくやりやすかったです。体育会系がすきとよく聞くので、それに合わせて自己PRなどをして、関心を持ってもらえたと思います。
国税の人事院面接で聞かれたこと
- 志望動機自己PRまじえて
- 転勤大丈夫か
- 中高の部活について
- 大変だったこと
- なぜ税務署訪問したのか
- なんの仕事をしたいか…等
15分程度
国税の採用面接について
意向確認だから緊張しなくていいよ〜と担当の人に、面接室まで案内するまでに言われた。即日内定をいただけた。
説明会はもちろん、税務署訪問や簿記を事前にとっていたのが志望度アピールにつながったとおもう。(国税の面接はA評価)
来年受ける方へアドバイス
振り返ると、筆記がうまくとれなく、また、面接の答えをガチガチに固めすぎた県庁の合格順位があまりよくなかったと感じた。(他はかなり上位の合格)
これだけは伝えたい!というのをあらかじめ頭に入れといて、本番は会話を意識するのが大事だと感じた。
また、明るく笑顔で話すのを一番意識した。自己PRなどは、相手が求めている人物像に自分の性格を取り出して、寄せた。
【-第2弾-2人目】⑩2020年の合格体験記・アドバイスまとめ
国家一般職
論文・面接は6B、
席次については2桁前半でした。
論文6点(満点)のアドバイス
自分の場合論文対策は過去の論文テーマを見てイメージするくらいしかしていませんでした。
今から、自分の答案の特徴や本番意識していたこと等を書いていきます。
文章構成
文章構成は一般的な構成だと思います。
- 問題提起、解決策の提案
↓ - 問題が何故問題なのかの説明
↓ - それに対して原因の追及どんな政策が打てるか、
↓ - その政策に対しての批判と弁護
↓ - 政策実行時の注意点の列挙
といった構成です。
特に下3つは資料を効果的に使いながら繰り返しました。
注意していたこと①
注意していたのは資料から「読み取れる事実」と「推察されること(自分の想像)」を明確に区別して書くことです。
注意していたこと②
また、今回の論文のお題的に、介護や地域コミュニティといった地方自治体が本来主体となるべき課題なので、地方自治体と国のやるべき事の違いについては強く言及しています。
⇒国と地方の役割が違うこと、国は大きな方針を決める役割で、自治体が最前線で動いてくれる、細かいフォローをしてくれること、地方自治法にある通り、国と自治体が対等の立場で相互協力をしていかなくてはならないという旨を書きました。
文字数
文字数については裏面8割程度埋めています。プロットを書く余裕がないので、構成を考えながら書く感じです。
論文の対策方法
- 論文の対策方法としては自分はあまり対策していませんが、大学院で日頃から論文を読み書きしまくっていることが高得点に繋がったと思います。(論理的文章に多く触れること)
- あとは、普段の勉強をしっかりすることではないでしょうか。色々な知識を蓄えられて、多角的に物事を見る力が養われます。
- また、法律は論理学に近い感じを受けたので、論理的思考力も高められると思います。
今回、私が高評価をもらえたポイントは国と地方の関係性に言及できたことかなと思っています。
面接B評価のアドバイス
- 面接の時に意識していたことは面接官との対話(会話)であることを意識していました。
- 基本的に試験官が「なぜ?」と興味を持って聞いてくれるので、その好奇心に答えようとすれば自然と答えられます。想定問答集もベタな物については少しだけ作りましたが、数個だけです。(自分の場合は多留、理系卒、行政区分受験という異色の経歴なので、それ関連だけ用意していました。)
- 想定問答集を作ってそれを練習しすぎると「会話」という感じにはならないと思うので、自然に話せるくらい練習するか、コアでクリティカルな質問の対策だけをしておくかが良いのではないかなと思いました。
- 何故公務員なのかという質問については必ず自分の経験から理由を考えた方が面接官の印象にも残ると思いますし、リアリティが出て面接官を納得させられます。
自分は多留+理系卒+行政区分というかなり変な受け方をしたのですが、面接官にものすごく突っ込まれました。留年については彼女に振られて心を病んでしまった(笑)のがきっかけで海外に遊びに出ていたことが原因です。ある意味語学を学びにも行ったようなのものなので留学と言うことで話しています。
行政区分で受けることについては、公務員になるなら法律を執行する立場になるわけだから法律の勉強をした方がいいからと考えて受けたという説明をしています。更に自分の長所に好奇心が強いことと書いたので、理系の専門だけでなく様々な分野の勉強がしたかったと説明しています。
これから受ける方へアドバイス
- 自分の場合国家公務員を知ったのが年度末、申込期限ギリギリで申し込んだのですが、コロナ関連で心の病み期に入り、勉強できたのが1.5カ月くらいしか無かったので専門の点数が極端に低くなってしまいました。
- 選択したのは英語×2、民法×2、行政法、ミクロ経済マクロ経済、財政学、(国際関係)を勉強しました。
- 英語は特に一般が地雷と呼ばれていますが、普通に大学受験をしていればどちらも対応可能なレベルかなと思います。(TOEICだと自分は900点超えているので、あまりあてにならないかましれませんが…)
- あと経済学は原論ばかりやっていて国家一般の問題形式に対応できずにかなり落としました。情報収集が大事であることを切に感じました。
- 面接対策では、日頃から「なぜ?」を5回自分に問いかけることを意識すると良いと思います!