こんにちは😊公務員のライトです!
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今回は、【消防官の採用試験】について、紹介していきます。
目次
消防官とは?
まず、消防官には、国民の生命・身体・財産を火災から保護するとともに、火水災または地震等の災害を防除し、これらの災害による被害を軽減するといった役割があります。
そのため、火災予防、防災活動にも従事しており、地域の安全な暮らしを守っています。
人命救助の最後の砦として災害に立ち向かいます。
消防官になるには?
消防移管になるには、各市町村の消防本部が実施している『採用試験』に合格する必要があります。つまり、試験に合格することができれば、誰でも消防官として働くことができます。
消防官の採用試験は、A区分・B区分と2つの試験区分があるものや、Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類と3つの試験区分があるものがあります。それぞれの区分ごとに「受験可能年齢」や「試験日程」などが異なります。
【消防官】受験資格・区分を確認しよう!
Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類の受検区分
A区分・B区分で分かれている場合
消防官の試験区分は主に2種類あり、Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類に分かれているもの。
A区分・B区分に分かれているものがあります。
高卒・短大卒・大卒で分かれていますので、受験する自治体の募集要項をよく確認しましょう!
受験できる年齢は自治体により様々ですので受験する自治体の募集要項をよく確認しましょう!
消防官の受験資格については、基本的に年齢制限と身体要件さえ満たしていれば、試験は皆平等に受けることができます。
なお、1年に複数回試験を行っていますので、受験漏れがないように注意してください!
※受験できる上限の年齢は自治体ごとに変わりますので受験する自治体の募集要項を確認ください。
身体要件を確認しよう!(東京消防庁の場合)
身体要件を確認しよう!(名古屋市消防局の場合)
基本的には誰でも受験できますので、各自治体の情報を確認して受験してください!
【消防官】採用試験の流れ・日程
横浜市消防局の試験日程
名古屋市消防局の試験日程
大卒区分は6月ごろ、高卒区分は9月ごろとなっています。
各自治体により試験日程は様々でので、しっかりと受験する自治体の試験実施日は確認しましょう!
※年によって異なるため、詳細は各自治体の募集要項をご確認ください。
【消防官】採用試験の内容
消防官の試験内容は、主に上記の5つがあります。
自治体によって、論文試験が2次試験で行われるところや、面接試験が2回あるところなど様々なので、受験する自治体の採用試験情報を確認してください!
【消防官】教養試験
- 試験時間:2時間
- 問題数:50問
- 形式:5択のマーク式
消防官の教養試験は、2時間で5択の問題を50問を解くものです。
消防官の教養試験の出題内訳
消防官の教養試験の出題内訳は、上の表の通りです。
内容は、中学~高校レベルの知識や考え方を問うものが多いですが、1問あたり2分半程度で解かなければいけません。
消防官の教養試験の特徴
- 数的の出題数が多い
- 文章理解の出題数が多い
- 社会科学の出題数が多い
消防官の教養試験と他の公務員の教養試験と比較すると、上記のような点が違いとして挙げられます。
警察官の試験は出題問題が多いので、どこから手を付けていいかわからなくなります。
そこで、赤く囲ってある科目は出題数が多い重要科目なので、ココを中心に勉強をすることが合格の最短ルートとなります。
【消防官】論文試験
- 試験時間:1時間~1時間20分
- 文字数:600~800文字程度・1000字程度
消防官の論文試験は、与えられたテーマに対し、1時間:600~800文字程度、1時間20分:1000字程度で書くもの様々です。
その中で自分の考えを主張します。
大阪市消防局の論文試験
- 消火や救助等、消防活動全般において現場で最大限力を発揮するためには、職
員間の連携と一体感の醸成を図ることが必要である。これを実現するには、具体
的にどのような取組が効果的かあなたの考えを述べなさい。
横浜消防局の論文試験
- 横浜市消防局は、自然災害や都市型災害、感染症対応など複雑多様化するあ
らゆる災害へ的確に対処するため、消防体制等の充実強化が求められていま
す。そこで、まずあなたにとって仕事とは何かを述べ、横浜市消防局の使命を実
現するために、あなたの個性や能力をどのように生かすことができるか、考え
を述べなさい。
論文も重要視されています。対策方法としては、過去のテーマを参考に自分で書いてみるのが一番です!また、優秀な答案を見て、正しい書き方等を参考にしてみてください。
優秀答案や書き方のコツ等は、公務員のライトの講座で紹介しております。
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【消防官】体力試験
- 反復横とび
- 上体起こし
- 腕立て伏せ
- シャトルラン
- 握力
※主に上記の種目が多く行われています。
受験する自治体の採用案内をご確認ください。
消防官の体力試験は、上記のような試験項目を通して、受験生の体力や協調性等を見る試験となっています。
不安を感じる受験生も多いですが、体力試験は努力すれば回数が伸びる種目ばかりです!
最後まで諦めずに努力し続けましょう!
【消防官】面接(口述)試験
消防官の面接試験は、面接官が3~5人、面接時間が25分程度となっており、面接官からの質問に答えていく試験です。
筆記ができてなくても面接で挽回できます🔥
【消防官】の採用試験の配点
1次試験・2次試験の配点を知ることで、どこに力を入れればいいのかを明確になります。
※配点が公開されていない自治体もあります。
【消防官】横浜市消防局の配点
【消防官】名古屋市消防局の配点
【消防官】の採用試験の難易度
消防官の試験難易度について、『試験倍率』を元に解説していきます。
【消防官】名古屋市消防局の採用試験倍率
令和元年度
令和3年度
警視庁の2022年の採用試験倍率は、こちらの表のようになっています。
【消防官】札幌市消防局の採用試験倍率
令和2年度
令和3年度
努力すればどんな人でも合格を勝ち取れる試験になりますので、いいスタートダッシュを切りましょう!
【消防官】になるためのオススメ予備校・オススメ講座
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この記事を書いた人
東京消防庁に5年間勤めていました!
地方消防に最終合格経験もあり、自分の経験から
合格のノウハウを皆さんに教えます🔥