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【㉒北海道庁(大卒程度・総合土木の農業土木、専門口述型)】2021年(令和3年度)の合格・不合格体験記シリーズ

 

 

【㉒北海道庁(大卒程度・総合土木の農業土木、専門口述型)】2021年(令和3年度)の合格・不合格体験記

【受験先・区分】

北海道庁(大卒程度・総合土木の農業土木、専門口述型)

 

面接試験日の流れ

1次:5月半ば
2次:6月上旬

 

面接の雰囲気(面接官の数等)

専門口述:面接官3人受験者1名、終始和やかな雰囲気だった。

人物試験:面接官2名の受験者1名で、こちらも和やかな雰囲気だった。

 

面接で聞かれたこと

専門口述試験

割と北海道の、というよりも農業土木に関するトピックスが多かった。
「聞かれた内容」 多面的機能をいくつか挙げて具体的に説明。出身地と北海道の農業の違いを説明(私が北海道出身ではないため)。
環境配慮型の農業を推進していく上で、農業土木技術者としてどのようなことをすれば良いか。
などなど、自分の回答に対する深掘り質問も多数あった。

 

人物試験

  • 迷わずに来れたか。
  • いつ北海道に着いたか。
  • なんで、いつ頃北海道に興味を持ったか。
  • 私の学チカの内容を踏まえ、それをやろうと思ったきっかけや課題、周囲の反応等。
  • 親は受験することに関してどのように考えているか。
  • 友人とかと中々会えなくなるけど、平気か。
  • 併願先について。
  • 私の趣味を踏まえ、北海道では半年くらいそれは出来ないけど平気か。などなど、

雑談的な内容が多かった。また、口述試験と同様深堀もある程度あった。

基本的にESからは逸れなかった。

 

面接の対策方法・アドバイス

専門口述試験

農業農村白書と北海道庁および北海道開発局が、出しているパンフレット等を参考にしていた。また、国家の専門記述の対策を十分にしていれば難易度はそこまで高くないと思う。

 

人物試験

これと言った対策はしていません。
ただ、私は進学など対して人一倍よく考えながら生活する癖のようなものとよく発表役をすることがあるので、いわゆるコンピテンシー型の面接はそこまで苦手意識がなかったのが大きいです。
強いていうなら対策は、常日頃から何故その行動をしたいのか考えることと、そのオリジナルのエピソードを言語化することが重要だと思います。
もし、言語化や話し方がわからない方がいらっしゃるならば落語やお笑い、TVのMCの方の真似をしてみるのもいいと思います。小学生くらいまでは私も、エピソードトークというのが苦手だったのですが、人に楽しくわかりやすく伝えたいと思い、島田紳助さんを参考にしたこともあります。

 

アドバイス

  1. 1)先述のオリジナルエピソードを日頃から、作るように生活するといいと思います。恐らく、コンピテンシー特有のエピソードに対する深掘りは嘘が効きづらいと思うので、嘘ではなく誇張程度に留めるのがいいと思います。もし、大学3.4年生でエピソードが作れないと思うなら実際にその土地(受験先)を散歩してみると新たな発見があるかも知れません。
  2. 2)楽しく暗記をせずに話した方が良いと思います。楽しく話すというのは多くの方が納得して頂けると思いますが、暗記をしないことについて詳しく書きたいと思います。私は暗記したのはどの面接でも受験番号だけです。というのも暗記をしてしまうと、どうしてもその内容の通りに話そうとしてしまいませんか?(実は高校入試の時の私の失敗談です笑)そうすると微妙に伝わりづらさが出たり、不自然さが生まれたりすると思います。また、その暗記内容が緊張によって飛んでしまった場合凄く焦ると思います。そうなってしまった場合、後の面接内容にも影響が出ると思ったので、暗記はしないことを勧めます。

 

記述や論文の対策方法・アドバイス

職務基礎力試験

これは数的と現文英文に関して国家一般職くらいの問題が解ければ十分すぎると思います。言葉を選ばずにいうと、数的は正直民間のSPIレベルの問題だと思います。ただ厄介なのが、北海道の時事問題が出るところです。

 

専門性確認シート

どのようなことをプレゼンしたいかというのを、考えながら作成しました。

 

アドバイス

国家一般職の問題(現文・英文・数的)が解ければ十分だと思います。北海道の時事問題に関しては、正直範囲が広いので対策はしなくても問題ないと思っています。

 

最終結果(順位や筆記の得点等)

筆記:上位3割以内
面接:上位1割以内

 

内々定までの流れ(採用面談の内容等)

最終合格発表後に電話及び書類が届く。

 

一番番不安だったこと+結果

周りの人が凄い多くの面接対策をこなしていく中、私は自分の考え(対策をしない)を貫くのはやはり不安でしたね笑。

結果としては上位1割でしたし、国家の人事院面接もB評価を頂けたので間違いではなかったようです。

 

来年以降受ける受験生へアドバイス

変に周りと合わせずに、自分のペース・やり方で進んで行ってください!

 

 

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