[完全無料](5月)ライト模試申し込み受付!
詳細はこちら

【環境省】2020年度官庁訪問の体験記シリーズ!

 

【2020年の合格体験記-第2弾-】⑪特別区、国税、国家一般職、環境省のアドバイス!
↑こちらの記事を書いてくれた方の環境省の部分のみピックアップしておきます。
(環境省志望の方へ、ブログを読みやすくするため)

【環境省】の官庁訪問体験記・アドバイス

【環境省】の訪問者記入事項票(面接カード)

要は面接カード、自己紹介シート、履歴書のようなものです。
住所、氏名、電話番号等のプロフィールに加え、志望動機や自己PRなどを書く欄があります。

私が記入したもの(主要項目のみ)を紹介しておきます。

 

環境省を志望する理由

国家という大きなフィールドにおいて我が国の環境政策に携わり、世界に誇ることができる環境形成を実現したいと考えた為、志望致しました。私はこれまで日本や世界各地を訪れ、多くの自然環境に触れてきました。その一方で近年環境破壊の話題を多く耳にします。公務員として何をしたいかを考えた際に、これまで多くの自然を目の当たりにしてきた経験から我が国の環境保全に寄与したいと考えるようになりました。多様性のある社会の中で環境問題に対して中心となり、取り組むことができるのは貴省であると考えます。

自己PR

私のPRポイントは課題解決能力です。前職においてある時、取引先から新店舗を出したいという相談を受けました。しかし、新店舗出店の話を進めていく中で事業承継という新たな課題を見つけました。私は周囲と相談をして経営者育成の一環として社長の息子に新店舗の経営を任せるというプロジェクトを立案し、成功を収めることができました。貴省でもこの力を活かし、環境問題の課題解決に向けて尽力します。

 

自分の長所(強み)・自分の短所(弱み・課題)

長所は協調性です。この長所を活かして周囲と連携し、様々な場面において成果を出すことができました。
短所は神経質になりすぎてしまうところです。物事を進める際に細部まで気にしてしまい、作業が滞ってしまうことがある為、不安要素を取り除きながら物事を円滑に進めることができるように努力しています。

 

趣味特技

趣味:ピアノ、キャンプ
特技:バドミントン

 

学生時代に力を入れて取り組んだこと

サッカーJリーグのアルビレックス新潟のサポーターとして応援団体に所属し、応援を統率する太鼓の役割を担ったことです。スタジアムには多くのサポーターが集まる為意見の衝突も起きましたが、この活動を通して様々な人と信頼関係を構築しながら仲間と共に目標に向かい、努力し続ける人間に成長しました。

 

学生時代の成功体験・失敗体験

成功体験は大学時代の予備校スタッフのアルバイトにおいて、大学受験を控える生徒の勉強に対するモチベーションの向上に貢献したことです。スタッフとして自身の経験談の共有や勉強の進捗確認シートを作成し、生徒のモチベーション向上という目標を達成することができました。
失敗体験は高校時代の部活動において全治未定という長期間の大怪我を負い、自暴自棄になってしまったことです。受け入れるまでに時間はかかりましたが、自分自身と向き合い、周囲の協力を得ながらサポート役に回ることでチームに貢献しました。

 

入省後に取り組んでみたい業務

水・大気環境局において、我が国の水や空気、土壌の保全活動に取り組みたいです。私は上記に述べたサポーター活動や趣味のキャンプを通して自然の大切さを目の当たりにしてきました。自然を守りつつ私たちが快適に生活を送る為に、生活と密に接する水や空気、土壌の保全活動に寄与したいと考えます。

 

公務員として重んじるべきだと思うこと

国民の皆様に対して責任を持つという強い自覚を持つことが大切であると考えます。国民全体がより良い生活を送ることができる環境を提供する為に自分自身を磨き続け、周囲と協力をしながら目の前の事案に最善を尽くして業務に取り組みます。

 

最近の気になるニュース

令和2年7月1日より、レジ袋の有料義務化が開始したことです。海洋のプラスチックごみ問題が世界規模での課題となっている中で、焼却による二酸化炭素や有害物質の排出を減らす為の効果的な取り組みとして重要なものであると考えます。

 

志望官庁と訪問予定日

①環境省[9/3] ②農林水産省[9/5] ③関東経済産業局[9/7] ④ 経済産業省

その他の併願状況

特別区(一次結果待ち)
国税専門官(次回二次面接)

 

【環境省】の説明会について

8/28日にwebによる説明会があり、入省後3年目の方が業務内容について説明をしてくださいました。
合否に直結するわけではないと思いますが志望動機にも使える為、参加はした方がいいと思います。

 

【環境省】の官庁訪問について

2020年の官庁訪問は2日間行われました。
(例年は1日で終わる)

 

【環境省】の官庁訪問日の様子・形式

初日はweb面接だったのでひたすら連絡を待つ状況でした。
2日目の幹部面接では職員が働いている側が待合室となっており、そこで待つ状況でした。
私は恐らく1番早い時間に呼ばれた為、到着時は誰も居ませんでしたが面接終了後に戻ったら2人待っており、談笑していました。
エアコン28度設定を行っている為暑いです。クールビズで大丈夫です。

 

【環境省】の官庁訪問体験記(9/3・初日)1回目の個別面接

【初日1回目】

  • (1回目)若い男性と1:1の面接。
  • 時間は9:00~9:20
  • 【聞かれたことまとめ】
    志望動機、前職を辞めた理由、趣味、12月から働けるか(既卒だった為聞かれました)

    気になるニュース(レジ袋の有料化について書いていたのでどう思うか)
    転勤は平気か、併願先、本当に第一志望か、逆質問2つ、入省後取り組みたい仕事
  • 特に深堀もなく困るような質問はなく、とても和やかな雰囲気でした。
  • 次の面接に進む場合はメールで連絡すると言われ、30分後にメールが来ました。

 

【環境省】の官庁訪問体験記(9/3・初日)2回目の個別面接

【初日2回目】

  • (2回目)40代くらいの男性と1:1の面接。
  • 時間は11:45~12:00
  • 【聞かれたことまとめ】
    志望動機、前職を辞めた理由、趣味(深堀り)、ストレスに強いか(エピソード)
    いつから働けるか、併願先、逆質問2つ、入省後取り組みたい仕事
    コロナ渦はどのように過ごしたか、今アルバイトはしているか
  • 1回目程ではないが和やかな雰囲気で進み、困るような質問はありませんでした。
  • 次の面接に進む場合はメールで連絡すると言われ、30分後にメールが来ました。

 

【環境省】の官庁訪問体験記(9/3・初日)3回目の個別面接

【初日3回目】

  • (2回目)2:1の面接。若い男性と偉そうな男性。
  • 時間は14:40~15:00
  • 【聞かれたことまとめ】
    志望動機、前職を辞めた理由、親に何と言われて育ったか、どのような小学生だったか、
    最近読んだ本(作者、タイトル、あらすじ)、趣味、周囲からどんな性格と言われるか
    日本と海外で印象に残っている場所と理由(自然遺産の話)、大学で環境を学んでいたか、併願先
  • 小学生の時のことなど想定外のことも深く聞かれました。
  • 途中から談笑のような形で進みました。
  • 次の案内などを一切されず、しばらく経ってもメールが来なかったため落ちたと思いましたが20時頃に電話が来て明日幹部面接に来てほしいと言われて約束しました。

 

【環境省】の官庁訪問体験記(9/3・2日目)1回目の個別面接

【2日目・1回目】

  • (幹部面接)2:1。明らかに偉い人。豪華な部屋での面接。
  • 【聞かれたことまとめ】
    志望動機、自己PR、前職を辞めた理由、なぜ働きながら勉強をしなかったのか
    入省後取り組みたい仕事、趣味、ストレスに強いか(エピソード)
    12月から働けるか、併願先(日程まで細かく聞かれました)、アルバイトはしているか
  • 部屋の豪華さと面接官のオーラで緊張しましたが、自分の言葉でゆっくり話してくださいと最初に言われたのでリラックスして話せました。
  • 環境省のことよりもパーソナルな質問を深堀りされたので、人柄を見ていたと思います。
  • 志望動機と前職のことはかなり細かく聞かれました。

面接後、採用担当の人から今後の日程などには説明はありませんでした。
当日夕方に内々定の電話があり、人事院面接を通過したらすぐに連絡が欲しいと言われました。
私は官庁訪問で内々定を貰えましたが、人事院の二次試験で論文が足切りだった為全く意味のないものになり、残念な結果となりました。

 

【環境省】を志望する方へアドバイス

  • 例年は4.5回の面接で1日で全て終わると聞いていましたが今年はwebだったので2日間にまたがって行われました。
  • 圧迫面接はなく、皆さん興味をもって話を聞いてくれました。会話を楽しむことが大切です。環境政策云々ではなく、人柄や環境省に対する熱意を見られていると感じました。
  • 志望動機は業務説明会の参加と、採用ではなく一般人向けに行われている「環境白書を読む会」に参加(YouTube)をして志望動機に絡ませました。「環境白書を読む会」は環境省の取り組みや環境問題について知ることができるのでとても参考になると思います。
  • 私は説明会を聞いてから環境省を第一志望にしましたが、大学では法律、前職は金融と環境との接点があまりなかったので、趣味の国内外旅行、キャンプ、業務説明会、環境白書を読む会を上手くつなぎ合わせて乗り切りました。
  • 環境省の面接カードは記入項目が多く、それに対するエピソードを深く聞かれることもありますが、環境省の官庁訪問対策をしっかりとやれば他の面接で上手く流用することができます。人手が足りないらしく、既卒の場合はいつから働けるか何度も聞かれますが、前職を辞めた理由や空白期間をしっかりと説明できたので面接を通して既卒が不利に感じることはなかったです。

 

前の体験記 | 一覧に戻る | 次の体験記