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【公正取引委員会】官庁訪問の内容と仕事内容を合格者がまとめて紹介!「国家一般職編」

     

     

    こんにちは😊公務員のライトのましゅーです!
     

    今回は、公正取引委員会について、官庁の組織事情や官庁訪問の情報を紹介していきます。

     

    【公正取引委員会】仕事内容を紹介(国家一般職)

    【公正取引委員会】全体像

    (引用:公正取引委員会 採用パンフレット)

    全国5カ所の地方事務所+地方支局3カ所:
    北海道、東北、中部、近畿、中国、四国、九州事務所、(近畿中国四国事務所、中国支所、四国支所、内閣府沖縄総合事務局務部公正取引室)が設置されています。

     

    【公正取引委員会】仕事内容

    公正取引委員会は、独占禁止法を運用するために設置された機関で、独占禁止法の補完法である下請法の運用も行っています。具体的には、企業間の競争に各影響を及ぼす行為を防止・是正のため排除措置命令や課徴金を課す業務や下請会社に不利益を与えるのを防ぐ業務を行っています。
    (引用:公正取引委員会 採用パンフレット)

     

    1年目の職員の1日スケジュール(例)

    (引用:公正取引委員会 採用パンフレット)

     

    【公正取引委員会】先輩の志望動機

    • 公正取引委員会に関するニュースがきっかけで興味を持ち、説明会で詳しい業務内容を聞いたことが決め手となった。
    • 公正取引委員会に関するニュースがきっかけで興味を持ち、説明会で詳しい業務内容を聞いたことが決め手となった。
    • 説明会で先輩職間が誇りをもって自分の仕事を語っていることから憧れを持ち志望した。
    • 成長には競中が必要だという自分の価値観が、公正取引委具会の政策理念とマッチしていたため。また、競争政策は、デジタル分野に対する取組等、霞が関において最も成長分野だと考えたから。
    • 経済学部で学んだことを、せっかくなら活かせるような戦業に就きたいと思った。また、率直にかっこいいと感じたので志望した。

    (引用:公正取引委員会 採用パンフレット)

     

    【公正取引委員会】転勤エリア

    一般職で採用となった場合、入局後一定期間勤務した後で、本局(東京)採用者の場合は地方事務所・支店のいずれかに、地方事務所・支店採用の場合は本局に約2年間の転勤があります。総合職の場合は基本的には地方転勤はありません。

     

     

    【公正取引委員会】官庁訪問の流れを紹介(国家一般職)

    公務員のライトを利用した、ある受験生の体験談です。
    ※その人ごと、年度ごと等によって若干、試験の流れなどが異なる場合があります。

     

    【公正取引委員会】官庁訪問の流れ

    【公正取引委員会本局】官庁訪問の流れ

    1. HP上にマイページで予約
    2. 官庁訪問1日目(7/8)
    3. 官庁訪問2日目(7/11)
    4. 面接当日に内々定告知

     

    【公正取引委員会中部事務所】

    1. メールで予約
    2. 官庁訪問1日目(7/7)
    3. 官庁訪問2日目(7/8)
    4. 官庁訪問3日目(7/9)
    5. 3日目に内々定告知

     

    【公正取引委員会中国支所】

    1. メールで予約
    2. 官庁訪問(7/8)

     

    【公正取引委員会】①官庁訪問の予約の仕方

    【公正取引委員会本局】官庁訪問の予約の仕方

    事前にマイページに登録し、マイページ内のフォームから予約しました。予約後、すぐに受付完了メールがとどきました。

     

    【公正取引委員会中部事務所】官庁訪問の予約の仕方

    一般職合格発表当日からメールで予約、その後30分程度で詳細の返信がありました。

     

    【公正取引委員会中国支所】官庁訪問の予約の仕方

    メールで予約して、日程変更があり予約完了となったのはその日の18時ごろでした。

     

    【公正取引委員会】②ESを提出

    本局、出先機関共通の面接シートになります。面接シートは事前に記入したものを当日提出します。

     

    【公正取引委員会本局】③官庁訪問

    【公正取引委員会本局】官庁訪問

    1. 受付
    2. 記入した訪問カードを提出
    3. 控室で待機
    4. 面接官に呼び出されたら荷物を全て持って退出
    5. 個別面接
    6. 荷物を全て持って控室に戻る(以後②③④⑤の繰り返し)
    7. 帰宅

    公正取引委員会本局の官庁訪問では、個人面接が1日2~4回実施されており、回数は人によって異なりました。

     

    【公正取引委員会本局】官庁訪問1日目(9時~20時)

    1. 1回目の個人面接:中堅の面接官(15分)
    2. 2回目の個人面接:中堅の面接官(20分)
    3. 3回目の個人面接:中堅の面接官(30分)
    4. 4回目の個人面接:人事課長補佐

    エレオクがなければ9時からはやくて20時まで拘束されます。(私は番号がはやかったので20時で帰れましたが、番号が遅い人は22時頃まで拘束されるらしいです)

     

    1回目の面接

    面接官:中堅職員1名
    時間 :15分
    雰囲気:和やか

    • 志望動機
    • どこで公正取引委員会の存在を知ったのか
    • 転勤は大丈夫か
    • 今までで大変だったこと
    • 長所と短所は何か
    • 興味の合う業務は何か
    • 逆質問

     

    2回目の面接

    面接官:中堅職員1名
    時間 :20分
    雰囲気:和やか

    • ゼミの志望動機
    • なぜ〇〇ゼミなのに公正取引委員会志望なのか
    • 〇〇(他の試験)が本命ではないのか
    • 説明会の感想
    • 逆質問

     

    3回目の面接

    面接官:中堅職員1名
    時間 :30分
    雰囲気:和やか

    • 逆質問
    • 国家公務員の志望動機
    • 活かせる強みは何か
    • 公正取引委員会の志望動機
    • やりたい業務

     

    4回目の面接

    面接官:課長補佐1名
    時間 :不明
    雰囲気:和やか

    • 今日の面接で1番印象的な話は何か
    • (担当していた事件をニュースできいたことがあるから驚いたと言ったら)どんな事件だったか教えてください
    • なぜ競争が大事だと思うか
    • 熱意は伝わったが、なぜそこまで志望するのか改めて教えてください

    その後、明日も来て欲しい旨と、明日に向けてのフィードバックをいただきました。

     

    【公正取引委員会本局】官庁訪問2日目(9時~20時)

    1. 5回目の個人面接:中堅の面接官(30分)
    2. 6回目の個人面接:中堅の面接官(20分)
    3. 7回目の個人面接:人事課長補佐

     

    5回目の面接

    面接官:中堅職員1名
    時間 :30分
    雰囲気:和やか

    • 併願先と比べて魅力に感じること
    • やりたい仕事とその理由
    • 機能の面接を受けての感想
    • 公正取引委員会関連の最近気になるニュースと、気になった理由
    • ニュースの概要を教えて
    • 経済ニュースはよく見るのか
    • 逆質問

     

    6回目の面接

    面接官:中堅職員1名
    時間 :20分
    雰囲気:和やか

    • やりたい業務
    • どんなことをやってるか知ってるか
    • 官庁訪問で公取へのイメージは変わったか
    • やりたい業務の中でも、具体的にどんなことがしたいか
    • 逆質問

     

    7回目の面接

    面接官:課長補佐1名
    時間 :不明
    雰囲気:和やか

    • 今日の面接で印象に残ったこと

     

    【公正取引委員会本局】官庁訪問3日目(9時~12時)

    1. 8回目の個人面接:人事課長(15分)

     

    8回目の面接

    面接官:課長1名
    時間 :15分
    雰囲気:和やか

    • 今までで印象的な話は何か
    • 公取に入りたい1番の理由
    • ガクチカを教えて
    • ストレス発散方法は何か
    • 友人からのどんな人と言われるか
    • その具体的エピソード

     

    【公正取引委員会中部事務所】③官庁訪問

    【公正取引委員会中部事務所】官庁訪問

    1. 初日に面接シートを提出
    2. 官庁訪問1日目に個人面接6回
    3. 官庁訪問2日目に個人面接2回
    4. 官庁訪問3日目にWeb面接1回

    公正取引委員会中部事務所の官庁訪問では、全日程通して個人面接が9回実施されていました。

     

    【公正取引委員会中部事務所】官庁訪問1日目(3時間程度)

    1. 1回目の個人面接:20代女性職員(20分)
    2. 2回目の個人面接:40代課長級男性職員(20分)
    3. 3回目の個人面接:50代課長級男性職員(20分)
    4. 4回目の個人面接:20代女性職員(人事課)(20分)
    5. 5回目の個人面接:係長~課長級男性職員(人事課)(20分)
    6. 6回目の個人面接:50代課長級男性職員(人事課)(20分)

    若手から課長級まで色々な方と面接します。人によりますが、多くの人と砕けた感じで話すことができます。ここでの会話が今後の面接にかなり引き継がれていると感じたので重要です。

     

    1日目の面接

    • 志望動機
    • いつから志望していたのか
    • 採用された場合どの課で働きたいか
    • 希望部署以外の配属問題ないか、その理由
    • 併願状況(ほぼ全員に聞かれる)
    • 他官庁も含めた志望順位とその理由
    • 転勤が可能かどうかの有無
    • 運動経験あるかどうか(多分面接シートに運動してるアピールできそうならしといた方が良い。自分は武道経験あること書いたらかなり食いつき良かった)
    • ゼミでの研究内容について具体的に
    • ボランティア、アルバイト経験、ガクチカについて深掘り
    • 最後に逆質問1つ必ず(3回目の方はほぼ逆質問を行う)

     

    【公正取引委員会中部事務所】官庁訪問2日目(1時間程度)

    1. 7回目の個人面接:事務局No.2の職員(30分)
    2. 8回目の個人面接:事務所長(15分)

    お偉いさんとの面接ですが、そこまでガチガチに面接をしてる感じはありませんでした。
    ただ、総合職区分の方を相手に面接をしなければならないので、話の整合性やある程度の知識がないと会話が弾まないと感じました。

     

    2日目の面接

    • 併願状況
    • いつから志望してたか
    • 他の官庁から内定もらった場合どうするか
    • 採用された場合どの課で働きたいか
    • それ以外の課で興味あるところは
    • 特技について
    • 逆質問
    • 公取で働く時、実際罪の意識なく独禁法違反をしてしまう場合あるがその時の対応はどうするべきか
    • ゼミの内容について(かなり深掘りされる)

     

    【公正取引委員会中部事務所】官庁訪問3日目(30分程度)

    1. 9回目の個人面接:本局の人事課長(30分)

    この面接が1番難しいです。相手の反応が薄いのと、多分この人も総合職区分の方でとても博識。1番手応えを感じなかったです。

     

    3日目の面接

    • ゼミの内容
    • 配属希望の課
    • それ以外に興味のある課
    • 下請け法違反をしている会社を耳にしたりするか
    • 最近の市場競争、談合問題についてどう思うか
    • 今までの面接してきた人の中で印象に残っている話あるか
    • 逆質問3個
    • 逆質問の回答に対して何か思うことはあるか

     

    【公正取引委員会中国支所】③官庁訪問

    【公正取引委員会中国支所】官庁訪問

    1. 面接当日に面接シートを提出
    2. 個人面接×3回

    公正取引委員会中国支所の官庁訪問は、1日で完結し、個人面接が3回実施されていました。

     

    【公正取引委員会中国支所】官庁訪問1日目(2時間程度)

    1. 1回目の個人面接:若手職員2名
    2. 2回目の個人面接:中堅職員2名
    3. 3回目の個人面接:幹部職員2名

     

    面接で聞かれたこと

    • 志望動機(なぜ中国支所なのか)
    • ゼミの内容
    • アルバイトの内容(大変だったことやどのようにしてそれを乗りこえたのか、業務内容について)
    • 最近関心のあるニュース
    • 長所の深掘り
    • 資格取得の体験談
    • やりたい業務
    • 併願状況
    • 逆質問

    全ての回で同じような質問でした。

     

    【公正取引委員会】④内々定の連絡

    【本局】

    最終面接終了後に直接告知される場合と、最終面接日の夜に電話がかかってくるパターンがあるようです。

    【中部】

    最終面接日の夜に電話で告知されました。

     

    【公正取引委員会】合格者からアドバイス

    国般の官庁訪問は説明会にいかに参加してアピールできるかどうかにかかってます!
    説明会の参加有無が採用活動に影響しないというのは全くの嘘です!
    公取の官庁訪問では、誰がいつ説明会に参加したか事細かに記録されていました。できるだけ説明会に参加して人事の方に質問しまくってアピールしましょう!人事の方は意外と私たちのことを覚えています笑
    最後まで頑張ってください!!!!

     

     

    【公正取引委員会】公務員のライトの講座紹介

    公務員のライトが提供している「官庁訪問クラス」では、最新の試験体験談や、合格者の面接カード記載例が見放題となっております。
    特に官庁訪問については、日本トップレベルの情報量がつまっており、多くの先輩方が利用していたものになります。
    情報があるかないかで合格率が大きく違ってきますので、情報戦を制して試験を有利に進めていきましょう!

     

     

    【公正取引委員会】官庁訪問情報まとめ

    【公正取引委員会】官庁訪問情報まとめ

    • 官庁訪問の内容・回数
      本局:個別面接8~9回
      中部:個別面接9回
      中国:個別面接3回
    • 官庁訪問の拘束時間
      本局:3日間
      中部:3日間
      中国:2時間
    • 転勤エリア
      本局採用の場合は地方へ、地方採用の場合は東京へ、採用数年後に2年間転勤することになります。
    • 内々定告知のタイミング
      最終面接日にその場で、もしくは電話

    ※人によって、また年度によって異なる場合があります。