- 地方の特別枠(SPI等)、国家一般職(農政局)
- 労基A(3度目のチャレンジ)
- 数的苦手な方からのアドバイス
目次
【-第2弾-1人目】⑨2020年の合格体験記・アドバイスまとめ
- 市(特別枠)
- 県庁(行政特別枠)
- 国家一般職(農政局)
特別枠はSPI&SCOA、国家一般職は普通の教養と専門。
全体の勉強スケジュール
- 大学3年4月〜夏休み前まで 法律系
- 夏休み 教養
- 10月〜1月 模試&復習&新たに習う科目
- 2月〜3月 直前対策問題集
- 大学4年4月〜6月 問題集を進める、SPI&SCOA対策
- 7〜8月 主要5科目
筆記試験のアドバイス
私は直前期になっても問題集が1周、2周程度しか終わっておらず、国家の筆記に合格したのも延期になったおかげみたいなところもあります。最後の最後には問題集を解くのは効率が悪いと思い、法律科目のテキストのマーカー箇所を急いで読み、必死にインプットしました。
もっと余裕を持って効率よく勉強を進めるべきだったと反省しています。
しかし、どうしても時間がない人はきちんと重要な箇所を把握できていれば、直前にテキストを見てポイントを押さえるだけでも高得点が狙えるので、最終手段として使って欲しいです。
筆記試験日の流れ
<市特別枠>
自宅でSPIをオンライン受験
<県特別枠>
テストセンターに行く→指示に従い受験
<国家一般職>
教養→論文→専門
面接試験日や官庁訪問日の流れ
<県特別枠>
- 2次試験
控室に集合→順番に面接室の前に誘導される→面接官が呼びに来るので、指示に従い入室 - 3次試験
2次試験と同様
時間は30分
和やかでも圧迫でもない、至って普通の面接。特に突っ込まれることはなかったが、志望動機の単語の意味の解釈なども聞かれたので予想外の質問に対応する訓練は必要。
<国家一般職人事院面接>
最初に適性検査。
その後順番に面接室まで行く。
建物が二つに分かれており、一旦外に出て移動せねばならなかった。
<農政局>
- 初日午前だったが、2つに時間が分けられていた
- 8:30スタートで、同じ時間の受験者は4人。
- 控室は和やかな雰囲気で、人事の人がお喋りしたりして緊張をほぐしてくれる
- 順番に呼ばれ、面接室に案内される
- 2回面接を行い、終わった人から帰る
- 20分程度×2
- 面接は和やかでも圧迫でもなく普通。
- 仕事内容そのものよりも、人間関係などに関する質問が多かった。
最終結果
<市特別枠>
1次(筆記)落ち
<県特別枠>
最終合格
<国家一般職>
筆記:7~8割
論文:5点
面接:A評価
最終合格・内々定
順位:かなり上位の合格
【-第2弾-2人目】⑨2020年の合格体験記・アドバイスまとめ
労基A
筆記試験の対策方法・アドバイス
労働法は正確な知識が必要なので深く勉強しておく。
労働事情はその場で思いついたことを書けばなんとかなる。
面接・官庁訪問の対策方法・アドバイス
- 面接は焦らないで話すことが大事。
- 質問が分かりにくくても適当に返答するよりかは聞き返して理解してから話すこと。
- 話が長くなると自覚している人は一言で返す。
- 趣味など、自分が楽しめる内容は目を輝かせて話す。
- 変に取繕わず素直さを心がける。
- 志望動機と自己PRは志望先に寄せた方が良いと思うが、それ以外は自分が自身を持って話せるエピソードを選ぶと良いかも。
労基の人事院面接
人事院面接は3(4):1
恐らくどの部屋も一人は怖い人がいる。
労基の試験結果
席次は上位4割。
択一の点数は50点台。
面接はB評価。
私は過去2回、面接でD判定だったが、今年B判定を貰えた。
正直何が変わったのか分からないので、落ちた人も諦めないでほしい。
労基の採用面接について
労働局面接ではなぜその労働局を選んだか聞かれたが、素直に長年住み続けるという観点で選んだことを話した。それで内定をいただけたので、特別その労働局を選んだ理由を考える必要はないかと思う。
労働局面接で2年前に行った監督署の職場見学のことを覚えられていて話が弾んだ。意外と面接官は説明会や見学会に来てる人の顔を覚えているので行っておくと良いことがあるかも?
これから受ける方へアドバイス
自分は3回目で過去2回面接で落とされているが、人事院面接と労働局面接でも素直に話した。再チャレンジの人も過去落とされているからといって諦めずに頑張ってほしい。
【-第2弾-2人目】⑨2020年の合格体験記・アドバイスまとめ
私は数的処理が一番苦手でした。
そこで『あえて勉強しなくても攻略できないか』考えました。
その戦略が他の方の役に立てば幸いです。
戦略1: 適当にマークする。
国家一般の平均正答率から見て5、6問解けたらとりあえず足を引っ張らない程度。適当にマークしても3、4問、つまり数的処理の努力は1、2問の差。
戦略2:自然科学でフォローする
数的処理はいわゆる奇問と呼ばれる問題が多く、安定しない。
自然科学は難しいが、勉強量は多くなく数的処理ほど大変ではない。
(スー過去で自分は乗り越えられました)
戦略3: 確実に取れる英語や現代文に時間をまわす
英語や現代文は時間にゆとりをもたせたら確実に解け、点数になります。一方数的は確実とはいえないものも多く、不安定になりやすい。
そのため、時間を圧倒的に現代文英語にかけ確実に点数を取りに行きました。
※近年、いわゆるボーダーが下がり点数をそこまで取らなくても合格しやすくなっています。なので「数的処理ができないと合格しない」いう意見は僕の2年合格した経験談から必ずしも正解とは限りません。
コメント・アドバイス
もちろんできるに越した事はないですが、数的処理ができずに公務員試験を諦める人、夢を諦める人が出て欲しくはないです。
数的処理ができなくても自然科学や英語現代文時事問題などサポートできる科目はあるので大丈夫と伝えて頂けたら嬉しいです。
長くなりましたが、少しでもせんせいとせんせいの後輩のお役に立てたら幸いです。ありがとうございました