目次
【公務員試験体験記④】2020年度の受験生からアドバイス
【受験先・併願先】
- 市役所
- 県庁
- 国家一般職
- 国税専門官
- 国立大学法人
【勉強スケジュール】
- 3年生の4月からスタート、9月までは身が入らず…
- 秋から毎日勉強する。
- 数的や文章理解は毎日解く。
- 法律が苦手だったので何度も問題に触れた。問題メイン。
- 専門順番:憲法→民法12→行政法→経済原論12→財政学
- 数的、文章理解、時事問題
- (政治学、経営学、行政学、会計学)年明けや直前にやる
◎時事問題はとても大切!何問もでます!毎日一時間速攻の時事を音読して覚えました。出た時とても嬉しいです。また、せんせいが作ってくださった時事の動画で理解を深めました。
【対策で大変だったこと】
- 筆記:覚えてもすぐ忘れてしまうこと。
- 面接:コロナでオンライン上での面接練習が多く、対面であまりできなかったこと。
公務員試験対策の失敗、反省、アドバイス
筆記対策について
復習をおろそかにしていたことで、学習に多くの時間をかけても無駄になってしまいました。
復習の大切さに気が付いてからは、毎日前日に学習した範囲を見直してから、その日の範囲に取り掛かっていました。「復習しろ」と何度も言われますが本当にそう思います。多くの教科を効率的に行うためにも復習してください!
自治体研究やイベント参加について
- 自治体研究をあまりしてこなかったことです。
- 3年生の時は筆記のことしか目を向けておらず、ホームページを見ることをしませんでした。それもあって、インターンシップや、説明会の時期を逃しました。
- 高校生の時のように誰かが教えてくれるわけではありません。だから、自分で情報を見つけることが大切と痛感しました。
- そして、自治体研究は志望動機の時とても強みになります!筆記も大切ですが、自治体研究は本当に重要です。
- 面接時に後悔しないよう、今から筆記と並行で行ってください!
面接対策について
- 面接は様々な人に見てもらいましょう。同じ人に見てもらうと、回数を重ねるごとにっ客観性が無くなると感じました。
- 様々な人に見てもらうと、違った視点からアドバイスを頂けると思います。そのために新卒応援ハローワークに通い、大変良くしていただきました。面接カードや面接練習をしてくださるので、おすすめです。
- 一番大切なのは、最後まで諦めないことです。私は、第一志望の自治体に、あと一人で不合格になりました。とても悔しかったですが、この経験をバネに人の何倍も努力しました。その結果、時間はかかりましたが、他の自治体から内定を頂くことができ本当に嬉しかったです。
面接試験の雰囲気について
和やかな面接が多かったです。
頷いて聞いてくださる面接官が多かったです。
それでも不合格になることがあるのでわかりません(笑)とにかく質問されたことに対して、100%で答えることが大切です。
公務員試験対策中に不安だったこと
受験生時不安だったことは、地元以外の自治体を受験することが多く、後になって急に不安になりました。しかし、面接官を納得させられれば本当に問題ないです。
地元以外ではない分、多くの時間を使って自治体研究や、想定質問を考え、面接練習を行いました。そして、不安になれば親身になって支えてくれる人がいるので、頼ることが大切です。
【地方上級】〇〇市役所の体験談について
受験先→〇〇市役所
【面接の雰囲気・形式】
面接官の数 6人(2人は進行役で質問はなし)
最初は緊張感があったが、徐々に和やかに
面接試験で聞かれたことまとめ
- アルバイトは何をしているのか、アルバイトで身に付いた力
- なぜ公務員か、公務員を志望した時期
- やりたい仕事ができなかったら
- 公務員じゃなかったら、漠然とどのような仕事がしたかったか
- 今日はどのように来たのか(手段)
- 友人の数、友人からどのような人と言われるか
- 通学方法
- 休みの日は何をしているのか
- 苦手なタイプ
- ストレスを感じると思うこと、解消法
- 失敗したと思ったこと
- なぜこの市なのか
- 災害時や選挙時土日出勤はできるか
- 中高の部活動
- 家族構成
- 最近気になるニュース
- アルバイトを辞めた理由
- 組織で働くうえで大切だと思うこと
- 自分が活躍するためには、現状からどうすればいいのか
- 併願先
その他の試験について
筆記は教養のみで、比較的優しいです。
二次試験は集団面接と事務処理適正検査、クレペリン検査、小論文がありました。
市役所等の人物重視の試験のアドバイス
- 市役所は、最初の申込時に自己PRや志望動機などを提出しなければいけません。
- 面接するのは2か月以上先なので、志望動機は申し込む時から明確にしましょう。そのために、市の総合計画は何度も熟読してください。
- そして、その自治体が力を入れていることを把握することが第一歩です。
- 筆記試験が通って、面接練習をいざしようと思っても、その場しのぎの志望動機では絶対後悔します。
- 私は、総合計画があることを途中まで知らず、志望動機に力を入れなかった結果、とても後悔しました。面接時に言いたいことは、カバーしましたが、面接カードは完璧に仕上げることで、自信になります!
- そして、地元の市役所ではなくても、志望動機、やりたい仕事、なぜその市なのか面接官を納得させられれば、大丈夫です。
- 私も地元ではない自治体で合格できました。そのためにも自治体研究や街歩きは大切です。