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【㊻静岡県庁(大卒程度・行政)+国税や国家一般職等】2021年(令和3年度)の合格・不合格体験記シリーズ

 

 

【㊻静岡県庁(大卒程度・行政)】2021年(令和3年度)の合格・不合格体験記

【受験先・区分】

静岡県庁(大卒程度・行政)

東京都(一次不合格)、国税専門官(第一次試験地 東京都)(最終合格→辞退)、国家一般職(東海北陸地域 行政)(東海農政局→内定)、静岡県庁(最終合格→辞退)、国立大学法人(東海北陸)(一次合格→辞退)

 

勉強スケジュールについて

大学三年生の2月から通信教育で公務員講座を取りました。それから少しずつ配信される講義を見ていました。しかし、アルバイトや大学の授業があって本格的に勉強を進められた(問題演習に取り組むなど)のは年明けでした。

 

筆記試験対策のアドバイス

通信教育を受けていましたが、本格的に勉強をし始めたのが年明けだったため、非常に遅れていると自覚しておりました。その危機感からか、毎日、朝6時に起きて、7時から23時までほとんどぶっ通しで問題演習を繰り返すことが出来ました。具体的には午前中は教養科目を進め、午後は論文と専門科目を進めるということを意識しておりました。

私は東京都が第一志望だったため数的処理には特に力を入れるとともに、人文科学・社会科学もできるだけ点を落とさないようにと、勉強していました。数的処理では解法のパターンを覚えるように間違えた問題だけを集めたノートを作り、出来ないものを次は出来るようにしていました。この“間違いノート”に関しては数的処理だけでなく、全ての科目において作りました。非常に効果があったと思います。一冊にまとめて試験会場に持っていき、直前まで確認しておりました。情報を一元化することで当日の試験前も、安心して自信をもって取り組めたと思います。

結果、東京都は落ちてしまいましたが、他はすべて合格することができました。人文科学・社会科学に関してはとにかく模試や過去問で出てきたところにアタリをつけ、問題演習に取り組みました。模試は受けられるだけ受けた方がいいと思います。

 

専門記述や論文のアドバイス

専門記述は合格答案をある程度覚えるしかないのかな…と思って専門記述ノートをつくり、赤シートを使って覚える方法をとりました。しかし、あまり覚えることができず、また想定していない論点だった場合に困るので問題演習をするなかで覚えていくのが良いかなと思いました。

論文については、受験先の取組などをまとめていました。論文の参考書なども購入して出そうなテーマについては一通り考えていました。

 

面接の対策方法・アドバイス

どの試験種に限らず、模擬面接は受けた方がいいかな、と思います。私は面接3日前に初めて模擬面接をしたのですが面接のマナー、話し方、クセ、分析…それら認識の甘さなどを痛感しました。そして改善に努めることができたので、受けて良かったと思いました。

官庁訪問ではやはり、官庁の特質や仕事内容をきちんと理解しておくことと、そこで何をしたいのかということを明確にしておく必要があると思いました。それから自分の人となりをきちんと伝えられるように、想定問答などをあらかじめ作っておいた方が良いと思います。

 

筆記試験日の流れについて

  • 国税…最初に受験票などの確認があります。そのときに東京国税局のパンフレットをもらいました。(これは東京国税局が何をしているのか等知るうえで参考になったので、来年ももらえた場合、面接までに目を通しておくといいかもしれません。)
    試験会場はコロナの影響もあり、かなり間隔をとった席でした。国税は他の試験のときより欠席者が多かったように感じました。試験は教養試験→(休憩) →専門試験→専門記述試験の順で行われます。
  • 国般…国税の時と同じような流れでした。
  • 静岡県庁…試験は教養試験→(休憩)→専門試験→論文の順で行われます。私は最後の論文試験では時間内に書き終えたので途中退室しました。

 

面接試験日の流れについて

  • 国税…人によりますが、受験番号で整理番号が振り分けられ、その番号で行動を促されることになります。私の場合は身体検査(尿検査→レントゲンなど)→面接の順番でした。
  • 国般…五つの面接室が用意されており、指示に従ってその内の一室で面接を行いました。受験番号で面接の順番が決まります。
  • 静岡県庁…一回目は適正検査→集団討論→個人面接という流れでした。二回目は個人面接のみです。

 

面接の形式(受験生の数や雰囲気等)

  • 国税…面接官三人に対して受験者一人です。面接官の方は男性二人、女性一人で、非常に優しく、和やかな雰囲気で面接が出来ました。一人ひとりが面接カードに従って気になったところを質問していくような形で、時間は10から15分だったと思います。
  • 国般…面接官三人に対して受験者一人です。面接官の方はすべて男性でした。たんたんと面接カードについて深堀される感じでしたが、確認程度に思えてしまうほどあっけなく思ってしまいました。時間は10分でした。
  • 静岡県庁…一回目は面接官4人に対して受験者一人です。集団討論のときに評価をされていた方で男性3人、女性1人でした。相槌を打って聞いてくださったので非常に話やすかったです。マスクをとって行うのですが、面接官と受験者の距離が少し遠いので大きめの声ではきはき話すようこころがけました。時間は30分くらいだったと思います。
    二回目は面接官2人と書記1人に対して受験者一人です。フランクな面接で、始まる前には緊張をとくために深呼吸してごらんと、おっしゃってくれるような感じです。時間は15分でした。

 

面接で聞かれたこと

国税

  • ◯ここまではどのように来たか
  • ◯志望動機、やりたい仕事、併願、国税局
  • ◯納税者に対してどう思うか
  • ◯もし宝くじがあたったらどうするか、仕事はやめないか
  • ◯ニュースについて面接カードに書いてある事とは別に
  • ◯部活で大変だったこと
  • ◯趣味(運動系)
  • ◯友人と諸突したことはあるか、そこで経験したことを国税でも活かせるか

 

静岡県庁一回目(面接シートに従っての質問)

  • ◯部活について
  • ◯アルバイトについて
  • ◯併願について
  • ◯志望動機の深堀
  • ◯やりたい仕事について、そのきっかけと課題→取組について考えていること
  • ◯他にやりたい仕事
  • ◯学生時代頑張ったことに関して、そのきっかけ、課題→取組について
  • ◯ストレス耐性について
  • ◯面接シートで書いた以外の短所、それで友人とぶつかったことは◯長所のPR

 

二回目(二分間の自己PRから始まる)

  • ○テレビで見たり、新聞で読んだりするような綺麗な仕事ばかりじゃないけど大丈夫?
  • ○県庁の先輩や知り合いはいる?
  • ○その人に何か聞いたりした?
  • ○国家一般職はなぜ?
  • ○東京都落ちたのはなぜだと思う?
  • ○部員は仲いいか
  • ○部活でどこか行ったりしたのか?
  • ○そこではどのような役割?
  • ○志望は?国家も受かったらどうする?
  • ○母校についての質問
  • ○新聞は何読んでる?
  • ○なんで日経?
  • ○民間はいいと思わなかったのか

 

結果

国税…28/23、専門記述45、面接A(合格)

国般…22/30、論文4、面接C(合格)

静岡県庁…最終合格

 

来年以降受ける受験生へアドバイス

どの試験に限らず、公務員試験は本当に大変でつらかったです。しかし、せんせいのブログやYouTubeを見て、不安をやる気に変えて続けられました。不安になったら見てください。

筆記では模試の結果はD,Eばかりで不安で押しつぶされそうでしたが、こつこつ勉強してきました。結果、複数の試験で通りました。

また面接では、せんせいのブログの想定問答や合格体験記を読み、対策をすすめました。その結果、最終合格することも出来ました。困ったら見てください。

 

 

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