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【①農林水産省(本省)】2021年(令和3年度)の官庁訪問体験記シリーズ

 

 

【①農林水産省(本省)】2021年(令和3年度)の合格・不合格体験記

【受験生の情報】

受験先:農林水産省(本省)
訪問時期:7月上旬

 

官庁訪問の予約の仕方・流れ

7月9日に官庁訪問を申し込んだが、その日の予約人数がキャパオーバーだから、都心に近く住んでる人は12日にしてほしいとのメールがあった。少しショックだったが、以前官庁訪問前の面談で、「土日は私たちメンターがいないからお勧めしないけど、平日の官庁訪問が良いよ、できたら一日目に来てほしいけど」と仰っていたので、平日だからいいか、と思うことにしました。

 

官庁訪問の流れ・内容

当日は1対1の面談が4回で最後に内々定を伝える面談でした。途中で帰される方もいる。

 

官庁訪問でされた質問内容、面接の雰囲気

面接1回目

みんな最初は面接官が若手職員なのになぜか私と隣の子だけラスボスみたいな一番偉そうな人でした。(のちにその人が一番偉い人だと知る)

  • 入って何がしたい?
  • バスケ部入ってたけど、強かった?そこでの仲間は?
  • 県庁とどっち?
  • 入ってしたいことは、なんでしたいの?
  • あなたの行う研究の意義は?

今思うと、皆が偉い順でabcdといくところを、dbcaとわたしは進みました。
みんなもなんか特別扱いだねみたいに言ってました。

 

面接2回目の前

2回目の面接の前にはメンターの方とお話したのですが、なにか表のようなものを見て、
「あー、あなたとは一緒で働くことになるかもね…よろしくね、だからあなたの思う不安要素を解消したいから、何でも言って」
と言われました。油断させる罠だと思ったので、ここでも面接と同じように話しました。

あと聞かれたのは、

  • 今の農業の花形はなんだと思う?
  • なんでスマート農業が進められてると思う?

他にも色々聞かれましたが、全てちゃんと答えると、「うん、正解だね」と言われました…
他にも、寮のことだったり、政策のこと色々話しました。

他の受験者がメンターの方と話したときには、色々注意が多かったらしいです。(多分、面接に受からせるための準備をしてくれていた)

 

面接2回目︰偉い度b

  • 県庁と農林水産省の比を10で表して
  • どんな政策がやりたいの?
  • なんでその政策がやりたいの?
  • 研究内容は?
  • 研究内容もっと詳しく
  • 総合職なんで受けなかった?
  • 総合職の人にこき使われても嫌じゃない?

みんな怖い人と言っていましたが、私は普通だと思いました。

 

面接3回目︰偉い度c 女性

3回目辺りから、みんな自分が何回面接したか、言い合って焦っていた。

  • 志望動機は?
  • 県庁とどっち?
  • 他の官庁訪問から良い反応もらった?
  • うちに来ても、泥臭い仕事あるよ?
  • 思った仕事できないかもよ
  • 研究なにしてるの?

 

面接4回目︰偉い度a

周りのみんな、なんで最後にこの人?って言ってました。なんか免除されたんだと言ってました。私もそう思いました。

  • やりたい政策は?
  • どの地域行きたい?
  • 長く続けてたことある?
  • その中で何得た?

最後残った人たちに向かって、人事の方が、
「これから名前を読んで、面談を行い、面接の結果をお伝えします」と仰っていました。

数名で呼ばれた人はエレベーター送りでした。
1人ずつ呼ばれた人は、個室に行き、1人ずつ内々定のことを伝えられました。

 

官庁訪問の感想

最初私と隣だった子も内々定でした。
内々定と伝えられて、すれ違った時、「もしここで働いたら宜しくね!」と言い合ったのは、なんだか戦友みたいなかんじがしました(笑)

実際、朝9時から、体育館みたいなとこに90名ほど集まって、そのまま21時まで続いて、近くの席の人とはずっとお話しをしていたので、
(1テーブル8人ほどで、11テーブル位ありました。)

以上が本省の内々定までになります。
長くなってしまい、申し訳ございません。
ぜひ参考にしていただければと思います。
今回たくさんの受験者のかたと話す機会があり、本当嬉しかったです。

ですが、内々定を貰っている方が周りにおらず、皆つらそうにしていました。
なので、偉そうなことを言いたいわけではないのですが、
私が思ったことを伝えさせてください。

 

来年以降の受験生へアドバイス

省庁研究をしっかりやろう!

みんな、内々定を取りたいという気持ちは沢山あると思うのですが、それに対しての対策を考えていないと感じました。やりたい政策はあるが、それを行っている局の名前を言えなかったり、農林水産省の大臣を言えなかったり。

 

冷静になろう!

あと驚いたのは、面接回数が少なくて焦るのはわかるのですが、人事の方に「私が面接回数少ないのはもうだめなんですか?」と聞いてる人がいました。気持ちはわかるのですが…

 

熱意を行動で示そう!

私は1年前ほど前から面接のために農業新聞を購読したり、説明会、面談、職場訪問、機会があれば全部行きました。周りの方に聞くと、行っている方はあまりいませんでした。

県と併願して、志望度が低いのはわかるのですが、私も県と併願していました。(1次合格、2次は辞退)

 

話す内容すべてが評価の対象になる!

あとこれは、人の価値観にもよるので押し付けはできないのですが…「国と県の志望度を10の比で表して」の問に、みんな7:3とか8:2とか言っていました。
私は植物防疫所のときも、本省のときも、毎回10:0と答えていました。

罪悪感というより、内々定が無い状況には絶対になりたくないと思っていたので、自然とそういった答えになりました。
あと、メンターとの面談で油断して、県のほうが気持ちがあると言った人もいたらしいです。

正直、内々定を貰うまでは、話す内容すべてが評価の対象になると思ったほうがいいのではないでしょうか。

 

受けたところ全て第一志望を貫こう!

せんせいの言葉で私がすごく勇気づけられたのは、
「ここまで頑張ってきたんだから、囲い込みされたとしても、第1志望に堂々と行くのがいい」
と言ったことと、
「全部第1志望と言うのが礼儀」
です。
その言葉のおかげで、私の中で吹っ切れたところがありました。

 

面接慣れも大事!

あとは面接慣れとかだと思います。会話が大切だと思いました。
長々と偉そうなアドバイスで申し訳ございませんが、実際に内定をもらえなかったときかなり後悔すると思います。

なので、本当に後の受験者の方のためになればと思います。本当に長々とごめんなさい。

 

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