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【農林水産省】2020年度官庁訪問の体験記シリーズ!

 

官庁訪問 体験談(国家一般 行政 農林水産省)

今年は、オンラインか対面を選択できる方式でした。官庁に行ってみたかったので、対面を選択しました。

9:00 集合 

集合の後、官庁訪問の流れについて説明がありました。今年は、コロナの関係で説明会がすべてオンラインだったので、パンフレットを配布してくれました。

面接の順番が来るまで控室で待ちます。会場には50人ほどいました。

 

1回目の面接に呼ばれる

私の番号が呼ばれ、面接室の前まで行きました。ブース番号が指定されており、自分の前の番で面接を行っている方に声を掛けられるまで待ちます。

 

面接1回目 (面接官1:受験者1 面接官は20代男性)

  • 一つの部屋に4つブースがありました。他の人の声も聞こえるので、声の大きさには注意しました。
  • 面接官は優しくて、話しやすかったです。
  • ESの内容を確認しているような印象を受けました。

 

面接1回目 聞かれたこと

  • アイスブレイク
    →私の住んでいる場所が面接官の方と近く、話が盛り上がる。
  • アイスブレイクの後は、ESに沿って質問
    ・アルバイト関連
     →クレームの内容 クレームの対処方法 バイト先の人からの評価はどうか
    ・趣味について(散歩 旅行)
     →なぜ好きなのか 何か得たことはあるのか
    ・志望動機関連
     →なぜ農水省なのか 農水省を目指すきっかけについて(ESに記入)
  • 最後に逆質問

面接終了後、控室まで戻ります。

 

2回目の面接に呼ばれる 

控室に戻った後、会場までの地図を渡され、すぐに次の面接に向かうように言われました。少し遠い場所にあり行くまで迷いました。1回目と同じくブース番号が指定されており、自分の前の番で面接を行っている方に声を掛けられるまで待ちます。

 

面接2回目 (面接官1:受験者1 面接官は30代男性)

  • 一つの部屋に2つブースがありました。
  • 志望動機は聞かれず、高校時代の部活や自己PRを中心に聞かれました。(隣の人は志望動機について聞かれていました)
  • 1回目と同様に面接官の方は優しく、話しやすかったです。

 

面接2回目 聞かれたこと

  • 高校時代の部活について(1番細かく聞かれました)
     →大変だったことは何か どうやって乗り越えていったのか 大会に出たのか
  • 自己PRを教えてください
     →その後、いくつかエピソードに関する質問を聞かれた
  • あなたの自己PRを聞いて協調性があるように感じられました。他に協調性に関するエピソードはありますか?
  • アルバイトについて
     →新人に仕事を教えたことはありますか
      (あると答えたので)教える際に意識していることはありますか
  • 趣味について(旅行)
     →直近はどこに行ったのか 旅行に行く頻度 誰と行くのか
  • 海外経験について
     →(特になしと答えたら)行ってみたい国はあるのか。
  • 一般職は管理業務も行うが大丈夫か。

面接終了後、控室まで戻ります。

※海外経験がないからといって、突っ込まれはしませんでした。お金がないから行きたくてもなかなか行けないみたいなことを話したら、行ってみたい国の話に流してくれました。
※省内には職員の方も歩いているので、面接会場までの道に迷ったら聞いてみても良いかもしれません。

 

次の面接待ち

他の訪問者から話しかけられたので、雑談をしながら待っていました。面接で聞かれたことや他の試験の情報などを話しており、情報交換の機会としては非常に良い機会でした。雑談で待ち時間の緊張も少しほぐれました。途中でお昼になり、昼休憩の時間が1時間設けられました。昼休憩中に午後から訪問する方が入ってきました。(約25名)

 

3回目の面接に呼ばれる

次の面接に進んでもらいたいので、地図を渡され〇階の会場まで行くように言われました。

 

面接3回目 (面接官1:受験者1 面接官は50代男性)

会場の前で名前を伝え、3分ほど待ってから案内されました。

  • この面接では、ESに書いてあることはもちろん、様々な観点から根掘り葉掘り聞かれました。
  • そこを聞いてくるのかと感じる質問がいくつかあり、想定問答を使わせようとはしない面接でした。
  • 今年は、国家一般の最終合格後に都庁や特別区の発表があるので、併願先をしつこく聞かれました。(国家一般 10月13日 都庁 10月22日 特別区 11月20日)
  • 志望動機のきっかけとなるできごとを深く聞かれました。
     (自分の原体験をしっかりと話し、本気で志望していることを示すことができたのが良かったと思います。)
  • 面接官は優しかったです。

 

面接3回目 聞かれたこと

  • アイスブレイク 私の通っていた〇〇高校について
    →面接官の親戚が通っていたみたいで盛り上がる
  • 高校つながりで、高校時代の部活について聞かれる
    →始めたきっかけ 係について 大変だったこと 部員との関係
    中学では何やっていたの?(何もやっていないと答えたら別の話題へ流してくれた)
  • 志望動機 
    →きっかけとなるできごと なぜ国家公務員なのか 
  • やりたい仕事 (農泊)
    →なぜその政策が必要なのか 実際に農泊に行ったことある?
     (行ったことがあると答えたので)何をやったのか 何を感じたのか
  • ゼミナール
    →係について
     大変だったこと 自分の役割は何か 
    →学習について
     どのようなことを学んだのか(東京五輪の交通関連について調べたと回答)
  • 併願先 (何回も聞かれました)
    ・先ほどゼミ関係で交通関連のこと話していたけど、それだったら国交省に行った方が良くないのか?(国交省は第三志望としてESに記入)
    ・地方のために仕事をしたいと言っているけど、どうして関東の自治体しか受けないの?
    ・内定辞退して特別区に行ったりしないよね?
    ・明日も他の官庁回るつもりでいるけど、本当にうちが第一志望?
  • その他
    ・1日どれくらい勉強していたのか?
    ・休日は何をしているのか?
    ・大学1年生の時どうやって友達を作ったのか?
    ・面接はどうやって対策したのか?
    ・落ち込んだ時の立ち直り方
    (直前に第一志望に落ちている経験をしたので、その時のことを思い出して回答)
    ・企画の仕事は好きなのか?(部活・ゼミの役割が企画系だったため)
     →どんなときにやりがいを感じるのか?
    ・ストレス解消法
     →ストレスはどのような時に感じるのか
    ・友達に自分から話しかける方か?それとも話しかけられる方か?
    ・コロナ禍で友達とどうやってやり取りしているのか?
    ・農水省の印象はどんな感じ?
     →(官僚系YouTuberと答えたら)その動画の何がいいの?

面接終了後に「この後残れるか?」と聞かれました。そして、次の会場までの地図を渡されました。

 

控室へ向かう

地図を見ながら控室まで行きました。控室では職員の方が話しかけてくれて、緊張が少しほぐれました。

 

4回目の面接に呼ばれる

職員に呼ばれ、面接室の前で待つように言われました。

 

面接4回目 (面接官1:受験者1 面接官は50代男性 人事課長)

入室するように指示があり、面接室に入室しました。

  • ESに沿って質問されました。
  • 今までとは違って、厳格な感じでした。
  • 話を聞く場面も多かったです。

 

面接4回目 聞かれたこと

  • 志望動機
     →なぜ農水省なのか なぜ公務員なのか
  • ゼミで学んだことをどうやって活かしていくのか?
     →(広い視野で物事を見ることの大切さと答えたら)
       狭い分野で仕事をするときもあるけどその時はどうする?
  • 今までの面接で職員の方からどんな話を聞いたのか?
  • アルバイトでのクレーム処理について
     →その経験をどうやって業務に活かしていくのか
  • 最後に逆質問

面接が終わったら、面接室の前で待つように言われました。

 

次の控室へ誘導される

面接室の前で待っていたら、職員がやってきて、次の部屋に行ってもらいたいと言われました。その時に、官庁訪問の感想について聞かれました。

 

採用手続きまで待つように言われる

控室に行って名前を告げたところ、採用手続きをしたいのでここで待っていてもらいたいと言われました。控室には他の訪問者もおり、一緒に話をしていました。控室は飲食可能で、コンビニにお菓子や飲み物を買いに行っている人もいました。

 

採用手続きに呼ばれる人が出てくる

採用手続きに向かう順番を職員の方から聞きました。

 

採用手続きに呼ばれる

地図を渡され会場まで行きました。呼ばれるまで部屋の前で待ちます。

 

採用手続き

最初に官庁訪問の結果を聞かれ、その後に「あなたの評価は高いので10月13日に最終合格していたら内定を出す」と言われました。そして、念書への記入を求められました。その後、採用までの流れの説明を受け、気になることをいくつか逆質問しました。最後に人事担当者の名刺をもらいました。

 

官庁訪問終了

気づけば外は暗くなっていました。駅まで向かい自宅へ帰ります。
農林水産省が第一志望だったため、他の官庁はキャンセルして、官庁訪問を終えました。

 

感想 アドバイス

  • 最初にある2回の若手面接で、訪問者の人柄を見ていると思います。ここで話が盛り上がり、「話していて楽しい」「あなたと一緒に働きたい」と思われるように面接を進めていくことが大切だと感じました。2回目の面接の後で顔を見なくなった訪問者もいたので、ここが一つの関門だと思います。
  • とにかく、面接官との会話をしもうと思いました。私が当たった面接官は、居住地や通っていた高校、高校の時の部活動の話で盛り上げようと色々聞いてくれました。それに乗っかることができ、話を盛り上げることができたことが良かったのではないかと思います。
    (盛り上がりすぎても、しっかりと別の話題に切り替えてくれるので安心してください)
  • 1日に大勢の人数を捌くため、待ち時間が非常に長いです。周りの受験者とお話しすることをお勧めします。暇つぶしにもなるし、緊張もほぐれます。
     (待ち時間に周りと話せるのが、対面のメリットかもしれません。)
  • 体験談を過信しすぎないでください。農水省は面接官1:訪問者1の面接であると言われていますが、人によっては面接官1:訪問者2の集団面接でひたすら逆質問を20分ほどしていたブースもあったようです。何があっても動じない姿勢が大切です。
  • 全体的に、面接官がその場でESを見て質問を考えているようでした。聞いてもらいたいことをESにしっかり書いておくことをお勧めします。
  • 受付の順番は、説明会の参加回数で決められていると思います。説明会への積極的な参加をお勧めします。
    (自分の番号近辺の訪問者の名前と予約時刻を聞きましたが、バラバラでした。)
  • 面接が進むにつれて、前にいた控室に戻れないようになっていました。なので、先に面接を受けた人から情報を貰うことはできません。何が聞かれてもいいようにしっかり準備することが大切だと思います。(よく工夫されているなと思いました)
  • 「官庁訪問がダメでも、後に特別区があるから落ちてもいいや。」とリラックスした気持ちで臨みました。リラックスして、素の自分をしっかりと出すことができたのが良かったのかなと思います。

 

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