目次
【農林水産省(本省)】官庁訪問の体験記&アドバイスまとめ
【雰囲気等】
- 面接(計4回)全体を通して、圧迫な人は一人もおらず、和やかな雰囲気だった。
- 全て1対1だった。
今年は対面かウェブで行うかが選べた。 - 最初ウェブだったとしても、評価が良かった人は本省に呼び出され、もう一度面接をするという形式のようだ。
- 初めから対面で参加した場合、一日で決定している様子だった。
- 私は遠方に住んでいたのと、併願先が基本的にウェブだったのでウェブを選択した。
- 官庁訪問開始前は第2志望だったので、官庁訪問の2日目にウェブ面接、3日目に対面面接を行った。(日程はハードだったけれど、連続で訪問できたことで熱意をそのまま維持できたのがよかった。)
【農林水産省(本省)】ウェブ面接2回
同じ接続で、2回連続で1対1の面接をした。(各15分程度)
淡々と進めている感じだがリラックスしてほしいという雰囲気を出しており、圧迫などではなかった。
【流れ】
- 9:10に始まり9:50に終了し、本日の面接はこれで終了すると言われた。
- 本省は一日中拘束されるものだと思っていたため、最初は評価が悪かったのではないかと心配した。
- また、もし明日以降に対面をお願いする場合は本日中に電話連絡すると言われた。
- 16時過ぎに電話が来た。
- 面接官2人からの評価がよく、対面で面接を行いたいから本省に来てほしいと言われた。
- 私が望む日程はちょうど農林水産省の官庁訪問の予定にないものだったため、この日の夜に夜行バスで出発し、翌日の午前中に本省に訪問した。
【農林水産省(本省)】ウェブ面接2回
対面2回(各30分程度)→内々定通知の説明(15分程度)
合計で3時間程度だった。(10時集合13:45終了)
【流れ】
- 本省に訪れると、温かく迎えてくれた。
- 同じ会場ではあるものの、その日から対面方式で官庁訪問を始める人と別の位置に座った。
- 後々、私が座った位置に、評価がよかった人が座り、あまりよくなかった人は元の位置に座っている様子だった。
- その日に対面面接をするオンライン始まり組は、私ともう1人しかいない様子だった。(出席確認のメモ書きが見えた。)
- 来てくれてありがとうという感謝も含めた雑談を、ウェブ面接を行った1人と、本省に来てくださいという電話をくれた1人と行った。
- そんなに緊張しなくてもきっと大丈夫とも言ってくれた。
- 1回1回の面接の間にも職員が話しかけに来てくれた。(面接どうだった?みたいな)
- 私一人だけ贔屓されているみたいで嬉しかった。(今年は精神的余裕を持つ上で、オンラインからの対
- 面が功を奏したと思う。
- どの面接も、遠方からお疲れ様です、と労ってくれて和やかに進んだ。)
【農林水産省(本省)】ウェブ面接で聞かれたこと
ウェブ一人目(15分)
- 1日目(昨日)どうだった?
- 緊張しているように見えないですが、緊張しないんですか?
- 日本の農業の課題について、どう対処すべきだと思っている?
- 海外は、どのような目的で行ったの?海外経験で印象に残っているものは?
- 放送部になぜ入った?
- ゼミで、もし意見が食い違った場合は?
ウェブ二人目(15分)
- 地元受けていないの?国家公務員の志望動機は?
- 志望動機の、「互いに関連」とはどういうこと?考えは?
- 海外経験の目的は?
- 放送部で部長をする上で大変だったことは?
- 志望動機の「食を楽しむ」というのは大分広いと思うけど、どんなことを想定している?
○ウェブの二人について、他の省庁の志望理由はあまり聞かれなかった
【農林水産省(本省)】対面面接で聞かれたこと
対面一人目(30分)
- 遠方から来るの大変だったでしょ?
- 緊張しなくていいですよ
- 面接カードに沿って質問しますね
- 志望動機
- 日本食を海外に広めるためには?
- 日本の農業の課題とは?それに対してどうする?
- 事務職員は幅広いが、自分のやりたいことに関係ないところに回されたらどうする?
- 一般職は地味だけど大丈夫?
- 転勤は大丈夫?
- 他の省の志望理由は?
(志望先一貫していると思うよ、と言われた) - 今から雑談に入りますね
- 海外旅行の、オーロラはどうだった?
- コミュニティ心理学ってなに?
- その学問を農林水産省での業務に置きかえると?(どう業務に活かす?)
- 逆質問1つ(仕事をする上で心がけていることは?と聞いた)
対面二人目(30分)・・・いわゆる幹部面接
- 遠方から来てくれてありがとう
- 海外旅行のオーロラどうだった?
- 志望動機を一言で
- 明日国交省行くみたいだけど、志望度は農水省と比べてどう?
- 統計部に午後に行くんですね(統計部よりも志望度が高いことを伝えた)
- 政策立案ではなく事務ばかり、裏方ばかりだけど大丈夫?
- 転勤大丈夫?親の理解は得ている?
- 他の人からどのような人だと言われる?(1つでは足りず、2つ挙げた)
- そういわれることについてどう思っている?
- 嫌いなタイプは?体験したエピソードはあるか?どう対処した?
- ストレス感じるのはどんな時?相談相手はいる?
- 地元の友人と離れても大丈夫?
- 上司の説得はどのようにする?
- 海外経験が豊富ということで(短期ではあるけど)、アメリカにはいつ行ったのか?どのようなプログラムだったのか?現地の授業についていくため、どう工夫した?留学先でのバディとは今も交流はあるか?
- 逆質問2つ(今までで1番印象に残った仕事は?入って活躍したいと思っていますが入省前に身につけた方がいい能力はありますか?と聞いた)
- 最後に言いたいことは?(とにかく志望動機が高いことを伝えた)
【農林水産省(本省)】後輩たちへアドバイス
- 去年の体験記に、「農林水産省は1日目の訪問者からほとんどの人を取るから、2日目以降に行く人からは一部だけ取るらしい」ということが書かれてあり、不安なところはあったのですが、私のように2日目にオンラインスタートでも大丈夫だった例があることを知っていただけると嬉しいです!(今年が特殊なだけかもしれませんが…)
- 面接官の1人に、説明会には6回参加してくれたみたいだね、と言われました。説明会へ参加したかどうかが把握されているみたいなので、説明会には参加できるだけ参加した方がいいかもしれないです。
- 過度に緊張せず肩の力を抜いてリラックスして臨むようにすると、落ち着いて自分の言いたいことを伝えられると思います。
- 第一志望だったとしても、「別にここに落ちても他に行けるから大丈夫だし、落ちても全然悲しくないし〜」くらいの気持ちで行った方が肩の力が抜けると思います。私は、頑張らなきゃ!!という思いが強すぎると過度に緊張して顔がこわばってしまうので、たぶん他の試験では良い評価を得られなかったのだと思います。
- 面接は、この子と一緒に働きたいなと思ってもらうためのプロセスなので、話す態度は大事だと思います。(話す内容でその人の考え方や論理的かどうかを見て、話す態度、聞く態度でコミュニケーション能力や熱意を主に見られていると思います。)
- 自分の面接の様子をビデオに撮って、自分が面接官になった気分で客観的に見て、表情や話し方を改善する(自分の口癖に気づき、意図的に減らす)のが大事だと思いました。私は官庁訪問の直前にやったので、もっと早くやればよかったと思いました……。