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【厚生労働省(職業安定行政)】官庁訪問の体験記&アドバイスまとめ
《基本情報》
- 受験者:23歳男性(職歴なし)顔は平均的で、イケメンではない。オタク顔に近いかも。
- 受験区分:行政関東甲信越
- 面接回数:3回
- 面接日数2日
(開始したのが日曜日で、2回目の面接の担当者が不在だったため、次の日に延期された。実際は一日で終わる内容だと思う) - 形式:オンライン(zoom,必要な操作は退出ボタンを押すのみ)、電話がかかり次第面接なので、終日拘束といってもいい。
- 結果:内々定
厚生労働省(職業安定行政):面接体験記です!
【厚生労働省】《1回目》面接の雰囲気・概要
日付:8/6(日)10~20分程度
面接官:30代くらいの男性1人
受験者:面接官=1:1
【厚生労働省】《1回目》面接で聞かれた質問
《1回目質問》
- 質問①自己紹介(軽めにサークルや専攻科目、そして志望動機を一文で簡単に言った)
- 質問②併願状況(地方上級に内定をいただいていたので、それだけを話した。また、併願先の基準なんかも聞かれた)
- 質問③なぜ地方公務員よりも国家公務員を選んだのか
- 質問④(ミクロな視点よりマクロな視点で見るほうが適性があるから、と答えた)国家公務員でも、前線に立ったり企画したりといろいろな仕事をしたりするけど、大丈夫か?総合職のほうがあっているのではないか?
- 質問⑤障碍者雇用に関心を抱いているとのことだが、どの分野に関心を抱いているのか
- 質問⑥社内ニート問題に関心を抱いているようだが、どこでその問題を知った?
- 質問⑦社内ニート問題を解決するにはどうすればいいと思うか
【厚生労働省】《1回目》まとめ
- 厚生省職業安定行政のすべての面接にいえるかもしれないけど、コンピテンシ―面接だったので、深い掘り下げに対して対処できるようにすればまず問題はない。実際、自己分析や掘り下げ対策していたので、自己分析がしっかりしていると高い評価をいただくことができ、無事に次の面接に進めた。
- 雰囲気はかなり良く、楽に話すことができた。
- ちなみに、途中『完全失業率及び有効求人倍率』を応えさせる問いが出てきた。私は答えられなかったが、それでも評価には影響しなかった。しかし、答えられたほうがはるかにいいので、チェックしておくのがベスト。
【厚生労働省】《2回目》面接の雰囲気・概要
日付8/7(月)30分程度
面接官40,50代くらいの男性2人
受験者:面接官=2:1
【厚生労働省】《2回目》面接で聞かれた質問
《2回目質問》
- 質問①自己紹介(1回目とほぼ同じでいいが、少しアレンジをくわえてもいいと思う)
- 質問②官庁訪問の併願先について(訪問するかしないかを聞かれた)
- 質問③短所は何か?短所が発揮されたエピソードはあるか
- 質問④短所は治りきっているか
- 質問⑤長所で、人が嫌がる仕事でも率先して働くとあるが、具体的にはどんなことをやった?
- 質問⑥障碍者雇用では、企業の理解不足や負担を問題としてとらえているが具体的に説明をしてほしい
- 質問⑦(質問⑥の内容から)ではどうすれば解決できる?
- 質問⑧アルバイトだけど、どんな仕事をしていた?
- 質問⑨週何回勤務していた?
- 質問⑩12月採用を希望しているか?
- 質問⑪4月採用を希望する理由はなぜか?
- 質問⑫Gotoキャンペーンで日本を回りたいといったが、それはなぜか?そしてこの時期にやるのはいいのか?
- 質問⑬どこにいくつもりなのか?
【厚生労働省】《2回目》まとめ
- 1回目に比べて厳しめの雰囲気だったので、思わず声が上ずってしまった。正直受かったのは奇跡以外何物でもないと思っている。ただ、回答自体は用意していたし、答えられなかったということはなかったので、そこを評価してもらえたのかもしれない。
- また、例によってクイズがあり、今度は障がい者雇用率の数字を答えさせるものだった。
- 反省しているが、Gotoキャンペーンで旅行したいというのは割と危険だったと思う。きちんと理由を話し、安全対策をしっかりと行うことを言ったので大丈夫だったが、危ない橋はわたらないのが無難である。
- また、もし厚生省を目指すなら、面接カードに抽象表現を盛り込むのも手だと思った。そうすれば必ず突っ込んでくれるし、自分の得意な質問に持っていきやすいので高い評価を得られやすいと思う。
【厚生労働省】《3回目》面接の雰囲気・概要
2回目の男性2人と、50代の男性一人
受験者:面接官=1:3
【厚生労働省】《3回目》面接で聞かれた質問
《3回目質問》
- 質問①自己紹介(さっきの人もいたので、より具体化して少し長めに話をした)
- 質問②併願先。そしてなぜ県庁に行かないのか
- 質問③ボルダリングについて。何故始めたのか。どこが難しいのか(そもそもボルダリングというスポーツを面接官はあまり把握していなかったので、高さとか飛び降り方とかそういう細かいところを聞いてきた)
- 質問④ストレスを抱えた時、どう対処するか?(ストレス耐性を聞かれているので、ありのまま答えればいい)
- 質問⑤一番大変だったことは?
- 質問⑥最後に一言。思いをぶつけてください
【厚生労働省】《3回目》まとめ
- 3回目ということで少し雰囲気が柔らかかったが、油断せずに取り組んだ。しかし、笑うところはきちんと笑ってあげるべきであるし、趣味の話に触れてきてくれた時は、少し笑わせてやるくらいの気持ちがあってもいいと思う。
- 実際、ボルダリングでどうやって地上に戻るのかという質問に対し、ロープなんて使わずそのまま飛び降りますって言ったら笑ってくれた。
- とあるサイトで、心の中で「ショートコント 面接」と唱えるといいみたいなことが書かれてあったので、それを意識してみると楽に取り組めると思う。
- また、最後に一言は落ちるフラグだと勝手に思っていたので、どうせならとありったけの思いをぶつけた。ただ入りたいんです、お願いしますというと、説得力に欠けるかもしれないので、簡単なエピソードに絡ませて厚生省に対する思いを伝えると効果的だと思う。
【厚生労働省】官庁訪問してみての感想・総評
- 正直言って受かるとはこれっぽっちも思っていなかった。
- コロナウィルスの影響で人気が落ちてるとはいえ、前日から対策をし始めた私に受かるなんて考えられなかった。だが、具体的なエピソードを準備し、深堀対策をしっかりと行って、堂々としてれば受かる可能性は上がる。とにかく諦めなければ可能性がある省庁なので、挑戦する価値は絶対にあると思う。
- 先述したが、面接カードは書きすぎないように、抽象表現を織り交ぜて突っ込みどころを作っていくことが大切。
- また、趣味や特技に関しても一つや二つに絞り、そこだけを深く話せるようにしていくのが手だと思う。とにかく、突っ込んでもらって自己分析ができているアピールをこなせば合格率はぐっと上がると思う。