【気象庁】官庁訪問の体験記&アドバイスまとめ
◆受験先
→気象庁 官庁訪問
◆面接の形式
→面接官:男性3人
→WEB面接
◆WEB面接の雰囲気
→20分の予定でしたが、18分くらいで終わりました
→履歴書や面接カードで、私の職歴、学歴に興味を持ってくれていたようで、穏やかでした。
→気象庁では、面接カードが大事なようです。
内々定の場合は、当日の夜以降、10/13まで連絡するとの事でしたが、面接が終了し、1時間30分くらいで、連絡がきて、驚きました。
【気象庁】官庁訪問中にされた質問
- 趣味の魅力を教えて
- なぜ、前職を1年でやめたの?
- 防衛省と、気象庁のつながり、知ってる事を教えて
- 他にも色々志望しているみたいだけど、来てくれる?
- 国税専門官の選考状況は?
- 具体的に、国税専門官の、面接日程はいつ?
- 前職の仕事内容を教えて
- 船を操縦していたみたいだけど、資格を持ってるの?
- 行政職でも、技術職の仕事もあるけど、大丈夫?
- 防衛大学校から、海上自衛隊にいき、気象庁に来たがる人はなかなかレアなので、〇〇さんに興味がある
- 希望以外の勤務地、つくばなどでの勤務があるけど、大丈夫?
- 採用予定日は、R3年1月からと、書いてるけど、これより以前は無理?
- 〇〇さん自身が、SNSで発信する時、気をつけている事は?
- 国家公務員になるので、SNSの発信には、本当に気を付けてほしい
〇〇さんのような意識は本当に大切
国家公務員としての資質があるように感じます。 - 余談ですが、25年前に、広島県江田島市の海上自衛隊の生徒が、気象庁の施設に見学しに来てくれたよ。〇〇さんもあそこで働いていたのかな?
【気象庁】後輩へのアドバイス
沢山あるので、特に重要な部分を赤にしました。
◎筆記試験について
- 国家一般職は筆記の配点が高いので、筆記で多く点数を取り、論文と面接は余裕あるくらいだと、心に余裕を持てます。
- また、基礎学力がある人(※もしくは1人で勉強することに抵抗がない人)なら、公務員試験の筆記は独学で大丈夫だと思います。
むしろ、独学の方が、通学時間や通勤代、食事代など、余計なお金を使わないし、勉強も効率良く進むと感じました。
※過去にそういう経験がある方は、独学でもきっと大丈夫。 - なかなか理解できない人、点数が伸びない人は基礎を見直すべきです。数的推理は、ⅠA、ⅡBが理解できている前提、民法は文章読解力や漢字力があることが前提、英文読解はセンター英語がわかる事が前提であると実感しました。つまり、センター試験レベルのⅠA、ⅡB、英語、漢字力、読解力がなければ、得点するのは難しいと思いました。
- 教養の知識系問題は捨て科目を、沢山作るべきと、言う人もいますが、私は、極力捨て科目は作るべきでないと感じました。多くても、一科目までにした方がよいと思います。(理系なら世界史、文系なら物理など)
私自身、ガチの理系でしたが、地理、思想、日本史、世界史は勉強し、国家一般職では、4問中4点全て得点しました。また、知識問題13点中9点取る事ができ、判断推理がボロボロでしたが、補う事ができました。捨て科目を作れば作るほど、スタートラインの時点で他の人より不利になると感じます。 - 勉強方法としては、ただ例題を解けるようになるだけでなく、人に説明し理解してもらえるくらい、自分自身が理解していなければ得点できるようにならないと感じます。
(上記の事が当てはまる科目は、特に、数的推理、判断推理、民法、ミクロマクロ経済など)
◎面接対策について
- 面接は、模擬面接を繰り返すべきと感じました。最初は、ボロボロでしたが、10回ほど繰り返すうち、評価がよくなり、本番も自信を持てるようになりました。
独学の人は、ぜひせんせいを頼るべきです(笑) - 大学2年生までは、部活、寮生活、アルバイト、ボランティア活動など面接のネタが出来るよう積極的になるべきです。
- 特許庁は、説明会で感じた事や身の回りの商標について聞かれるので、説明会には積極的に参加し、説明会の感想を書き留めておくべきです。インターネットやパンフレットではわからない生の声を聞く事で、面接に活きてきます。
- どの官庁が良いかは、実際に説明会で話を聞かないとわからないことも沢山あるので、様々な省庁の説明会に参加すべきです。私も、当初は文部科学省を志望していましたが、説明会に参加し、志望省庁が変わりました。
【気象庁】面接カード
私の面接カードです。
◎生活・精神面
- やる気や精神力もちろん大切ですが、その基盤にあるのは体力で、体力勝負になってくると感じる事が多々ありました。そのためには、受験期に入るまでに、サークルなどで、体を鍛えておくことをお勧めします。
(ちなみに私は、5キログラムほどの装備を背負い7キロメートルを全力疾走するという経験や、東京湾を10キロメートル泳ぐという経験を通し、体力をつけてきました(笑)) - ストレス解消法は沢山持つべきです。気軽に実行できるもの、時間がかかるけどしっかりと解消できるもの、労力とお金をかけてでもやりたくなるストレス解消、芸術的なストレス解消、体を動かすストレス解消 etc‥‥‥
たくさんあればあるほど、その状況に合わせたストレス解消ができ、勉強に集中できるようになります。特に今年は、受験期にコロナで外出できなかったので、その状況に応じたストレス解消が必要でした。
(私の場合は、掃除、料理、ピアノ、筋トレ、散歩、水泳、ドライブ、アクセサリー作り、芸術鑑賞、読書、映画鑑賞 などなど、沢山ありました(笑)) - ストレス解消と同じくらい大切なのが、支えてくれる存在です。私も、家族や友人が公務員試験の受験に理解を示してくれて、応援してくれました。友人の励ましで頑張れました。
- 受験は先が見えなくて、辛くなりますが、そんな時、大事なのは、目的意識だと思います。
「今が、どんなにつらくとも、こういう仕事を私はやりたい。そして、そんな仕事をしている自分を好きになれて、誇りに思えそう。」と思うことが、勉強の原動力になれます。 - 最後に一番大切なのは、最後まで諦めない力です。試験の最中も、最後の1秒まで、粘り続けました。わからない問題があっても、勘でマークした問題で4点ほど多くとれました(笑) 結果としては、国家一般職では、教養28点、専門26点でした。
- 受験生活を乗り越えると、結果がどうであれ、ものすごく成長出来ます。また、最終合格発表が出ていませんが、これで落ちても仕方ないと思うくらい頑張りました。
この受験生活を通して、過去の自分を振り返り、反省する事ができ、より良い生き方をしようと、思えました。また、自分は、社会にどう貢献していきたいのか、どんな人間で在りたいのか、なぜ生きているのかなど、深く考える事が出来ました。この過程が、私を一回りも二回りも成長させました。 - 併願をするとおもいますが、1つ1つの結果には、あまり一喜一憂しすぎない事が大切だと感じました。私も、地方上級が2次の面接落ち、都庁が1次落ちなど、辛い事が沢山ありました。しかし、失敗を認め、反省する事で次につなげようと考えました。
都庁では、資料解釈でミスをしすぎたから、国家一般職では、慎重に計算し得点源にしていこう、面接対策は、模擬面接を通して、プロの目でアドバイスをもらおうなど、未来につなげていきました。 - 生活リズムは大切です。圧倒的に、朝方の方がよいと感じました。私は、朝5時に起床し、午前中に重要な勉強の9割を終わらせていました。朝5時に起きると、正午の12時までに、5~6時間勉強できるし、頭も冴えていて、集中できました。
【気象庁】最後に一言
受験をやり切ったということは自分に自信が持てますし、誇りに思えます!!!
やりきったこの経験は人生において大きな財産になるでしょう。この受験記を読んでいる、受験生である皆様のお役に立てたら、嬉しいです。
受験生の皆様が、悔いのない受験生活を送れる事を祈っています。
非常に有益なアドバイスだと思いますので、これから受ける方はこういったアドバイスを心にとめて、これらから合格目指して頑張っていきましょう(^^)
貴重な体験記、ありがとうございました!