【金融庁】官庁訪問の体験記&アドバイスまとめ(1日目)
【金融庁】
訪問日数2日
面接回数6回
官庁訪問1日目⇒拘束時間10:00~18:30
面接前に電話が入り、それを聞いてteamsに入って面接する形
一回目(10分) 入口面接
30代の人事担当の方:受験者=1:1
がちがちの面接というより会話
- 説明会で印象に残った話
- 現在の就活状況について
特に②について細かく聞かれる。金融庁が第一である旨を伝えたが、第三志望にかいた特別区の状況を聞かれた。もし金融庁に内々定いただけたら辞退するつもりですとお伝えしたら安心した表情でその後は深く突っ込まれず。
私自身、金融庁のインターンシップや説明会に積極的にさんかしていて、人事の方とも交流があり、一回目の入口面接の際にもそのことを褒められた。
私は受付番号一番であったので待たされることなく面接に入れたが、他の受験者の話を聞くと午後まで入口面接なかった人もいるみたいだ。
二回目(25分) 40代総合政策局の方:受験者=1:1 いわゆる原課面接
- その方が今どんな仕事をしているのかの説明
- 私のサークルについて
- 自分が思う自分についてと他人が思う自分について
- 併願状況について
- 自分がやりたい仕事について
- 逆質問
全く面接っぽくない。職員の方が楽しそうに自分が取り組んでる業務を話してそれに対してどんどん質問できる。私が興味ある分野の職員を割り当ててくれたみたいで、非常に盛り上がった。
時折訪問カードをみて、「サークルって何やってるの??」みたいな感じで聞いてくる。事前に訪問カードを読み込んでいるようで、書いてあることを聞くというより、その先を聞いてくるイメージ。かと言って難しくなく、会話をすれば問題ない。
志望動機なんですか?とか長所なんですか?とか形式的に聞かれることはなかった。
金融庁の理解を深めてもらうお話会を想像すればよい
三回目(25分) 50代秘書課人事調整官:受験者=1:1 人事面接 最初の山場
- 志望動機となぜ金融に興味をもったか
- インターンに参加しての感想。金融庁のイメージはどう変化したか
- 自己PRについて
- オンライン面接についての感想
- サークルについて
- 併願状況
- 逆質問
最初の山場。非常に表情が怖くthe面接という感じ。
ただ回答に対してはしっかり相槌を打ってくれて雰囲気自体は悪くない。
深掘りが一つの質問に対して三回ほどある。
特に心境の変化を聞いてくることが多かった。
原課面接と違い、仕事内容についての説明は一切なかった。
役割が違うっていう認識を持つといい。
四回目(30分) 40代銀行監督業務担当の方=受験者:1:1 原課面接
- 経歴、業務内容の説明
- 逆質問
お喋り。訪問カードは一切言及されず、業務の説明とそれに対しての質問を繰り返した。
逆質問はトータル5,6回はした気がする。
説明会で銀行業務について話をきき、自分なりに聞きたいこともあったのでそれを踏まえて質問した。
面接という感じではないので相槌をうったり、うまく意見をまとめて「~という認識でよろしいでしょうか」といった会話のキャッチボールが大事。
固くなる必要はない。
あとは業務に関することのみならず、組織の雰囲気や仕事で意識していることなど、素直に質問すればよいと思う。
人事とは違って、人間性を見ているだけなので明るく元気に会話できていればよいはず
五回目(10分) 30代人事担当の方:受験者=1:1 出口面接
- 今日の官庁訪問どうだったか
- 一日のフィードバック
- 翌日の予定
初日通過の連絡をもらう。
フィードバックでは面接官皆一緒に働きたいって思ってくれたと非常に高評価を頂いた。
特に人柄の部分で評価された模様。
翌日金融庁に来て対面の面接を行うとの連絡を頂いた。
私はteams出口面接を行ったが、人によっては電話だけの人もいたようで、評価が高く、翌日も来てほしい人はteamsでやっていたのではという疑惑もあり。
受付番号的に考えると、初日の参加者は70人前後、そのうち通過したのは30人前後だった?
あくまで推測です。
初日でほぼほぼ決まるというのは昨年通り。
内々定者の中には、初日の面接3回しかやっていない人もいてwebだと差が出るのはしょうがない気はする。
私の5回というのが一番多かった。
受付番号が序盤の人は5回やっていた
【金融庁】官庁訪問の体験記&アドバイスまとめ(2日目)
二日目 拘束時間10:00~19:30
初日通過者30名と二日目から参加した20名合わせて50名前後で二日目スタート
初日通過者と二日目通過者で待機場所が異なった。
待機時間が非常に長くとにかく色々な人とお喋りをした。
電話が鳴ると呼ばれる形式でその瞬間だけぴりっとするがそれ以外はずっと明るい雰囲気。
ストレスもたまるのでよくしゃべったほうが良い。
一回目(10分) 40代人事担当企画室長:受験者=1:1 山場面接
私の場合、初日にある程度決まっていたらしく、確認程度の面接。
人事の最高責任者との面接だった。
他の受験者に聞く限り、その人と面接してる人はいなかった。
- web面接どうか
- 金融に興味をもったきっかけ
- 学生生活で達成感を感じたこと
普通の面接だが、眼光は鋭い。
よく目を見てきて、心の奥底を除かれている感じ。
雰囲気自体は怖くなく、しっかり深掘りしてくる。
10分間だけやって、『〇〇さんの人柄はよくわかりました。短いけどこれでおしまいです』と言われる。
良いのか悪いのか分からなかったが、いわゆるエレオクではなく無事待機室に戻れる。
【金融庁】2日目の官庁訪問の感想
私の面接はこの一回で終了。
他の受験者は二日目3回やってる人もいた。
二日間でトータル6回前後に収まるように調整している感じ
ただ受験者の中には、原課面接だけで人事の面接がなかった子もいて驚き。
実質九時間の拘束で、面接時間10分というあっけない感じだったが、金融庁的には他の所に行かせないための拘束的要素が強かったのでは。
19:15頃、人事担当の女性が待機室に来る。今ここに残っている人は内々定確定との連絡。
皆喜んで、涙を流している子もいた。男同士喜びをかみしめてラーメンを食べに行きました。
初日からの訪問者30人のうち、脱落したのは3人ほど。初日でほぼほぼ決まっていた。
二日目からの参加者もその日のうちに内々定が出る。20人参加して内々定が出たのは7人。
志望度が高ければ初日に訪問すべき。
【金融庁】官庁訪問のアドバイス
- 私は三年生の夏ごろ、一週間のインターンシップに参加していて、そこから人事の人と交流を取っていた。その後の説明会にも積極的に参加し、質問もしていた。
- 大事なのは、「人事の人とうまくなかよくなること」
- 相手側も説明会でどの人が第一志望で説明会参加しているか把握できない。その中でしっかり自分が第一志望だ!っていう意思を人事の人に伝えると、相手側もそのつもりで接してくれる。名前も覚えてくれる。
- 説明会では人事以外の原課の方に関われる機会もある。もちろんそこでいっぱい質問することも大事。ただ効果絶大なのは人事へのアピール。
- 実際、一次試験合格発表直前に金融庁からお電話を頂き、初日の官庁訪問にぜひ来ていただけないでしょうか?とお願いの電話をうけた。いわゆる囲い込み。囲い込みの電話にも色々種類はあると思うが、安心して官庁訪問挑んでくださいと言われたので、その時点から評価は高かった模様。
しっかり説明会、インターンシップに参加してアピールをすることが一番ですね。 - 一般職の場合、政策に関することを聞かれることはないって思ってください。ただ、逆質問の機会で質問のストックを増やすという観点で見ておくと良いです。
- そして質問する相手にも注意。人事の人に細かい政策を聞いてもわからないはず。相手の経歴を聞いたうえで自分の興味のある分野に関わっていれば質問すると良いですね。