【⑲〇〇労働局】2021年(令和3年度)の合格・不合格体験記
受験先:〇〇労働局
訪問時期:7月上旬
官庁訪問の予約の仕方・流れ
予約は、申し込みフォームからできます。
抽選だったので、官庁訪問することができない人もいました。
官庁訪問の流れ・内容
官庁訪問の数日前に電話で日時を伝えられました。当日に官庁訪問カードを書く時間が25分程度与えられました。定刻に面接は始まります。
面接の回数、拘束時間
面接の回数は一回のみで、20分間でした。
その旨は、面接の前の受付の時点で伝えられました。
全体の拘束時間としては、私は面接後に個別面談(内内定を出すかどうかを考えるための時間かせぎとして全員に設けられている→内内定者には最終合格の日の面談の日時などの説明)を行ったので、1時間半程度でした。
もし、面接のみの場合で内内定がなかった場合には、個別面接の後、面談が終わり次第終了ということになるので、拘束時間は1時間程度になるかと予想されます。
面接官の数、雰囲気
面接官は3人の幹部の方でした。私は基準行政を志望していたからか、面接官の中には労働基準監督官の方もいました。
雰囲気としては、面接官の方はどなたも笑ってくださったり、頷いてくださったりと非常に良かったと思います。
官庁訪問でされた質問内容
志望動機、健康管理、対人関係、併願状況等を広く浅く聞かれるものでした。答えに窮するような質問はなかったです。
訪問カード(面接カード)の項目・内容
訪問カードには、個人情報(名前や受験番号、住所)、自己PR、志望動機、併願状況の項目が設けられていました。
内々定をもらったタイミング
内内定は、面接後、別室に案内され、
個別面談をする中で、頂けました。
採用面接・意向面談の流れ・感想
内内定を頂いたあとに、採用面接の日時を伝えられました。その際には、幹部との面談を行いますと伝えられました。面接ではないです、という旨も一緒に伝えてもらいました。実際に、5〜10分程度の面談のみを行い、内内定通知を頂きました。
来年以降の受験生へアドバイス
面接官の方が質問される際に、長く前置きのお話をしてくださる場合には、それを聞く姿勢が見られているように感じました。
話すことだけに集中するのではなく、傾聴する姿勢も非常に重要だと思うので、意識してみてください。
また、労働局では対人業務が中心なので、人と接することが得意であったり、好きだということを面接の最中で見せることができると、面接官の方の反応が良かったです。
人と接するのが得意だ!と、話し方や話す内容、聞く姿勢などで示すことによって、私には労働局の職務に適性があると判断していただけたように思います。
基本的に明るく前向きな態度を見せることができれば、良い評価が得られるように個人的には思いました。自信を持って面接に臨んでみてください。
官庁訪問の日程についてアドバイス
また、官庁訪問で指定された日時がどのように決められたのか気になる人もいると思います。もちろん、目をつけている受験生の面接を早めに行う官庁もあると思いますが、私が官庁訪問した労働局では、ランダムで適当に受験生が割り振られていたように思います。実際、私は訪問日が5日あるうちの4日目でしたが、内内定を頂けました。
指定された日時についてはあまり気にすることなく、しっかりと自分のことをアピールすることに集中することをおすすめします。
労基と一般職で労働局を併願している方へ
また、以下は、労働基準監督官試験を受ける方で、労働局も官庁訪問される方向けに伝えておきます。
基本、監督官と事務官の併願は可能です。
双方から内内定を頂くことも可能です!
私の場合は、面接で併願状況を聞かれた際に、事務官か監督官かどちらにするか迷っています、と伝えたこところ、「労働局で働いてくれるなら、監督官でも事務官でもいいから、しっかり悩んで決めてください」と言われました。
結果として監督官を選びましたが、採用担当の方には一切嫌な顔をされず、来年からよろしくね!と言ってもらえました。
採用関係の仕事についている方には、事務官と監督官の両方の方がいることもあり、本当にどちらでも良いのだと思います。
しかし、同じ局を受験する場合、監督官、事務官の双方を受験しているということは、あちらにはバレていると思った方が良いでしょう。その辺りは正直に伝えるべきかと思います。