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【高卒】国家一般職〈経済産業省〉のアドバイスまとめ!2020年の公務員試験合格体験記シリーズ!

 

【高卒】国家一般職〈経済産業省・事務〉の合格体験記・アドバイス!

【①受験先・併願先】

  • 国家一般職(高卒)
    経済産業省・内閣府
  • 地元市役所
  • 地元県庁

 

【経済産業省(高卒)】②勉強スケジュール

高校2年生から高校の公務員講座に参加し模試や過去問に取り組みました。
夏休みには専門学校の講座にも参加しました。

 

【経済産業省(高卒)】③筆記試験対策のアドバイス

筆記試験は過去問や模試を中心に対策しました。
また、苦手分野の自然科学は完全に捨てて、人文社会の得点を完璧なものにする努力をしました。

 

【経済産業省(高卒)】④作文対策のアドバイス

学校で2度ほど過去問を使って作文練習をしました。
作文練習はこの2回限りです。

 

【経済産業省(高卒)】⑤面接対策のアドバイス

面接対策は一次試験合格後から学校の先生との面接練習で進めました(10回ほど)。
加えて2度専門学校の先生に指導を頂きました。

 

【経済産業省(高卒)】⑥筆記試験日の流れ・感想

一次試験は仙台市(国家一般職)で受験しました。
会場へは比較的早く到着し、検温を済ませてスムーズに席に着きました。

教養試験は手応えがありましたが、適性検査では苦戦した記憶があります。(2020年は平均点が44点と激ムズの年でした)
試験後は特に寄り道することも無く電車で家に帰りました。

 

【経済産業省(高卒)】⑦⑧⑨官庁訪問体験記

私はイノベーションの推進に携わりたいとの思いから経済産業省と内閣府の2つを志望しました。

⑦官庁訪問日の流れ・感想、⑧面接官の雰囲気や面接時間等(形式)、⑨面接試験で聞かれたこと・質問内容等まとめて紹介します!

 

経済産業省の官庁訪問

【官庁訪問の流れ】

  1. 経済産業省は初めにオンラインで個別相談会というものがあり、私はここで計3回合計4人の経済産業省の人事担当の方とお話をしました。(※相談会とは言うものの志望理由等を聞かれ、実質面接のような形でした)
  2. その後に業務説明会に参加し、その一週間後に経済産業省に官庁訪問しました。官庁訪問は14:00~15:00開始で予約をしていたのですが、待合室の方々が次々と呼ばれる中私を含む数名の学生が残され15:00を過ぎました。
  3. 15:30頃に待合室の職員の方が「ここに残されている方はまだ長いので円になって話をしましょう」と仰りその職員の方を中心に座談会のようなものが始まりました。希望部署などを一通り聞いてからはそれぞれの趣味や出身地の話になり、とても盛り上がりました。
  4. そして17:40頃に面接会場に案内され、4人の職員の方の前で志望理由等をお話させて頂きました(15分程)。面接カードに書いたこと以外(例:友人関係,カードに書いたこと以外でやりたいこと,ここが第一志望か)などを聞かれました。
  5. その後別の部屋に案内され(18:00頃)、そこには10名ほどの受験者がいました。隣にいた方にお話を聞くと、ここでしばらく待たされるのだとのこと。
  6. 私の後にも何人かの受験者が部屋に入り、全員が揃ったあたりで、まず私が別室に案内されました。そこには先程面接をして頂いた方が1人だけおり、内々定を出す旨を知らせてくれました。(後からわかったのは、その場に残された人は皆個別相談会で計3回の面談を経た人達だったということです。また、面接官の人数も人によって違っていたらしく、3人だった受験者もいれば1人だった受験者もいたそうです)。

 

【経済産業省(高卒)】⑩最終結果(順位や筆記の得点等)

  • 国家一般職(高卒)上位合格
    経済産業省内定
  • 地元市役所内定
  • 地元県庁1桁合格

 

国家一般職は面接がBかCかなと思われます!内々定を既に受けていたため変に緊張をした状態で試験を受けました。無難に質問に答えられたので,それ故の評価なのだと思います。

県職員は面接評価が80%以上だったのですが,当日は受け答えもとてもよくできてきて,面接官との相性や質問が良かったのでは無いかと感じています。(1桁合格)

 

【経済産業省(高卒)】面接を受ける時に意識していたこと

それぞれの役所の最終的な役割は頭に入れていました。市職員や県職員の場合は「県民(市民)の幸福のために…」といった感じです。これを頭に入れておくことで,面接の際に芯がブレずに回答できましたし,希望する部署でないところで仕事することになったら?という鉄板質問も克服できました。

 

【経済産業省(高卒)】公務員試験で不安だったこととその結果

私はイノベーションに携わりたいとの思いがあり経済産業省と内閣府を志望していました。
ただ調べる過程で,経済産業省の方がより私の目指す道に近いと感じ,経済産業省を本命にしました。無事経済産業省から内々定をいただいてから国家一般職の最終合格までの期間は,ただただ不安でした。足切りがされないかとか作文の出来は良かったかなどです。さらにこの期間中に第二希望の市役所の採用通知が来て,採用を希望するか辞退するかの判断を迫られたのも大きな悩みになりました。

 

【経済産業省(高卒)】公務員試験受けるならコレだけはやっとけ!!

気持ちを作ることだと思います!!
ここが第一志望なのだという気持ちを全ての受験先に持つべきだと思います。
どんなに志望理由が良かったとしても,思いがないとどうしてもただの暗記にしか聞こえないのではないかと感じます。しっかりと思いを持っていれば必ず面接官はその思いを汲んでくれると思います。

 

【経済産業省(高卒)】公務員試験の失敗談!

公安系で唯一東京消防庁を受けました。教養試験はまだ良いのですが,適性検査はっきり言って全く意味がわかりませんでした。結果はもちろん一次不合格。どの結果よりも納得して受け入れられるような結果だったと思います(笑)。

 

【経済産業省(高卒)】内定式の雰囲気・流れ

私は経済産業省の内定式に参加しました。内定通知書の受け取りや内定承諾書へのサイン,事務連絡などをひと通り済ませたあとに自己紹介やLINE交換をしました。
例年であればここから寮の見学や食事会などあるそうなのですが,今年は新型コロナウイルスの影響でなくなってしまったそうです(許すまじコロナ)。
そのような形で内定式自体は1,2時間程で終了しました。

その後は他の内定者の方達とある程度打ち解けられたので一緒にラーメンを食べに行きました。美味しかったです。

 

【公務員試験全体のアドバイス】

これから公務員試験の合格を目指す方へ。
今までの内容と若干被る部分もありますが、全体のアドバイスができたらいいなと思います。

 

[教養]のアドバイス

  • 教養試験は,全体6割突破を目標に模試や公務員希望者向けの特別講座などに参加していました。高校の先生からは「ライバルは専門学生」という話を何度も聞かされていたので,勉強時間では負けても質では劣ることないよう,頻出範囲を徹底的に勉強しました。
  • 中でも私は社会科学や人文科学を6割到達の土台として力を入れたので,自分の中の得意分野を明確にして本番の試験に取り組むことが出来たと思います。なので他の分野(自然科学)などはほとんど手をつけず運任せにしていました(笑)。
  • また模試をたくさん受けることも大切なんだと思います。
    自分の立ち位置がわかりますし,何より自信にも繋がります。
  • 共通して言えることは普段の勉強も模試もとにかく数をこなすということです。何度も繰り返して勉強し,自分の中でこの分野は確実に得点できる!!というものを作ることが大切だと思います。

 

[面接]のアドバイス

  • 面接試験は,一次合格発表の後から練習に取り組んだので,こちらもライバルとなる専門学生と比べると,明らかに遅れを取っていました。
  • 面接に関して言えば,私は生徒会執行部の役員を務めていたため,自分の考えや意見を人前で話す機会が多く,それらの積み重ねが面接で活きたのだと思います。
  • 質問の回答を事前に考えておくことは面接対策の基本ですが,これから公務員試験を受ける方達(特にも同じ境遇で頑張っている高校生の受験生)に大切にして欲しいのは,人前で話す機会を意識して多く持って欲しいということです。高校などの学校生活の中では,頻繁に人前で話しをする機会に恵まれていると思います。具体的には生徒会活動や校外のイベントなどです。面接試験というのは突き詰めて考えれば,年齢も立場も違う相手に自分の思いを伝える,ということです。なので日頃からそうした機会を積み重ねていくことが大切だと思います。
  • それに加えてニュースや社会の流れには敏感になることも大切だと思います。公務員として自分が何をしたいのか,どんな社会を理想とするのか,漠然としたものであったとしてもそうした思いがあるかないかで,面接で喋れる内容というのは随分変わってきます。

①人前で話す機会を大切にすること,②社会の流れに敏感になること,大きく分けてこの2つが面接対策のポイントだと思います。

 

 

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